パラミタミュージアム

前回投稿のちそう菰野のあとに
すぐ近くにあるパラミタミュージアムへ行きました。
こちらは三重県菰野町の私設美術館で、
私にとっては数少ない地元の美術館です。
ちょうどこの時
河井寛次郎展をしており、
これは見に行かなくては!と思い、訪れました。

というのは、先日ちょうど
京都の河井寛次郎館に行ったところで
その記憶が新しかったのです。
河井寛次郎は主には陶芸家であり、
「民藝」を広めようと活動された方々の中のひとりです。
民衆的工芸…
観賞用のすばらしいものではなく、
日用に使うものの美しさやその職人の技術、
それに価値があるという考えに、
学生の頃訪れた時には記憶に残るほどの共感はなかったのですが、先日訪れた時にはとても共感と感動を覚えました。



河井寛次郎は自分の身の回りには
気に入ったかたちや機能のものしか
置かなかったそうです。
その考えを念頭に置いて一点一点見ていくと
そのもののひとつひとつが大切に選ばれ置かれ、
溜息のでる思いでした。。。
民藝、もう少し勉強しようと思います。


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