リフォーム時に窓を断熱改修すると、どれ程効果があるのか温度計で測定してみました。

先日、改修した住宅で、

既存のアルミサッシを、内側に樹脂サッシ(Low-E複層ガラス 空気層12mm)を設けて二重サッシにした箇所と、

サッシを丸ごと、アルミと樹脂の複合サッシ(Low-E複層ガラス 空気層16mm)に取り替えた箇所があったので、

表面温度計で表面温度を測定してみました。

 

まずは、壁面を測定。

9.4℃でした。

次に、二重サッシにした窓を測定。

ガラス面で、壁と同じ9.4℃。

次に、内窓を開けて、元のアルミサッシのガラス面を計測してみました。

4.9℃。

その差、4.5℃!

外気温によって異なるのでしょうが、二重サッシにした効果が表れています。

壁と同程度の表面温度となっているので、窓面からのヒヤッとした感覚はありません。

 

次に、サッシを取り替え複合サッシにした窓の表面温度を測定。

9.1℃!

僅かに二重サッシにした窓の方が表面温度が高くなりましたが、ほぼ同程度の効果が得られています。

 

測定してみると、窓の断熱改修の効果がハッキリとわかります。


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