計画地は閑静な住宅街に立地する。分譲当初はおよそ80坪程の大きな敷地割に、平屋建ての住宅が隣棟間隔を空けて建つ高級住宅街であった。
しかし近年、敷地は細分化され、2階建住宅が敷地境界ギリギリまで建ち並ぶ、一般的な住宅地へと様相を変えてきている。計画地も元の敷地割の半分に分割されていた。
計画敷地の南北両方の敷地には、以前からの平屋建てが建ち、建物自体も老朽化が進んでおりいつ建て替わるか分からない状況である。加えて、同時に分譲された東側の敷地もどのような建物が建つか不明であった。
その様な状況の下、当計画においては、コートハウス形式のプランを採用する事にした。
建築場所 | 大阪府高槻市 |
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構造・階数 | 木造2階建 |
用途 | 住宅 |
建築面積 | 137.68㎡(41.65坪) |
延床面積 | 137.30㎡(41.53坪) |
竣工年 | 平成18年(2006年) |