(撮影:ワタナベカズヒコ)
合屋邸はもともとは中級家臣の邸宅の長屋門でした。その歴史は江戸時代にまで遡ることができます。
長屋門としての起源を持つ合屋邸は長い1階建ての宿で、通りに直接面しています。また、奥の方には広いプライベート用の裏庭があり、井戸が掘られています。宿に入ると、高床と伝統的な囲炉裏がある天井の高い部屋がまず宿泊客をお迎えします。その周りを取り囲む土間には、現代的なキッチン設備と、「おくどさん」と呼ばれる日本伝統のかまどが共存しております。広々としたリビングや畳部屋は、かつての邸宅が建っていた裏庭へと通じています。
建築場所 | 宮崎県飫肥 |
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構造・階数 | 伝統工法 木造 平屋建 |
用途 | 宿泊施設 |
建築面積 | 106.61㎡(32.25坪) |
延床面積 | 106.61㎡(32.25坪) |
竣工年 | 平成29年(2017年) |
協働設計 | 乃村工藝社 |
お客様HP | https://www.nazuna.co/ja/property/nazuna-obi-onsen-resort/room/ohya |