ル・コルビジェ ぺサックの集合住宅

せっかくフランスに行くんだからル・コルビジェの作品をひと目でも見れたら~と思い、
現地の友人にリクエストし、意外と日本ではあまり知られていないコルビジェ作品が近所にあるとの事で、連れて行ってもらいました。
友人宅から車で15~20分ほど行ったぺサックと言う地区にコルビジェが設計した住宅街があります。

見えてきました、コルビジェ作品。
私自身コルビジェ建築を見るのは上野の国立西洋美術館に次いで二つ目です。



施工は1926年との事で、なんと築88年!
色々規定が定められていて、改修工事をする際にはきちんと申告しないといけないそうです。
まだ午前中で早かったのですが(それでも11時くらい)、開館準備中のお姉さんが特別に早めに資料館をオープンしてくれて、説明をしてもらいました。








所々、サッシ廻りなど交換している部分は見てとれましたが、築88年の複数ある住宅が今日まで残っているのは住民の方の理解と努力の賜物ではないかと思います。
日本ではなかなか難しいところがありますが、やはり地震が無いフランスならではの歴史を感じました。


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