左官で泥だんご

銀閣寺近くの白沙村荘に行ってきました。
日本画家の橋本関雪が製作拠点として造った邸宅だそうです。
今回の目的はそこで開催されていた企画展「まねくあまねく」
表具体験、左官体験、うるし、つまみ細工など日本の本物の伝統文化に触れられる、貴重な体験ができるということで、例によって子供を連れて行ってきました。京都表具組合が企画されたそうです。
色々体験しましたが、一番夢中になったのが「ひかる泥だんご作り」
あらかじめ作ってくださっている土だんごに好きな顔料の入った漆喰を塗りつけ、ひたすら磨きます。左官仕上のひとつ「磨き」の技術です。最初は塩ビパイプを使って。その後ガラス瓶を使って。最後はフェルトを使って…。
かなり根気のいる作業ですが、どの子も一心に磨いていました。
そして最終的にはぴっかぴかの泥だんごの完成です!もはや「泥」の要素なしですが。

大喜びの息子、大事に大事に持ち歩いていた帰り道、案の定道に落としてしまい、おおきなヒビが入り大泣きでした(笑)


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