Aal Izz Well(All is well)

私には、大学時代から可愛がってもらっている
同じ大学の7個上のともだち(先輩)たちがいます。(唐突すぎますが笑)
昔から後輩というものが苦手で、その後輩から好かれていればいるほど
どう接したらいいのか分からなくなるといった感じで、
私は常に年上に囲まれて過ごしてきたように思います。
単純に自分の知らない世界の話を聞くのは
年上の人からが多いというシンプルな理由ですが、
一緒に居ても気を遣わずに済むので楽なんですね。(末っ子なので)
そんな人生の先輩たちは映画や音楽がすごく好きなんですね。
しかも私の知らないディープな世界の音楽や、
映画好きでないと知らないような映画なんかも
彼ら4人と話していたら色んな「はじめて」に出逢えるんですね。
感性が似ているのか、大体自分にフィットするものが多く、類友なんですね。
私はその音楽も映画も知らないので、
彼らが話してくれる映画のあらすじを
横でふんふんと聞いています。
そして、帰る頃にはその映画が気になって気になって
仕方がなくなり、気づけば検索して観ていたりします。
そんな感じで出逢ったのが、「きっと、うまくいく」という映画です。
(前置きが長すぎました笑)

こちらはインド映画の傑作と言われていて、ご存知の方も多いと思います。
日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、
機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、
行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。

インドが抱える社会問題にまで切り込み、170分の長尺中に撒かれた伏線が
最後に一気に回収されていくのもとても気持ちいいです。
インド映画ならではの歌ありダンスありな感じで、音楽もすごく良いです。
そしてここで全てを書ききれないほど、内容が濃くてとにかく見て欲しい!です。
私はもう2回観ましたが、また観たいと思います!!
素晴らしい映画に乾杯です。


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