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house of finnjuhl

年明け、
長野県白馬村へスキーへ行った際、

2016年にオープンしたホテル
house of finnjuhl hakuba(ハウスオブフィンユール白馬)
の館内を運よく見学させていただきました。



もともとペンションだった築40年の建物をリノベーションしたホテル。
内装はその名の通り、
建築家であり家具デザイナーの
フィンユールの家具でコーディネートされています。



外は極寒なのに暖かい館内…
窓下のオイルヒーターの輻射熱で館内全体を温めているようでした。

照明の光、とても良い雰囲気です。
日本の住宅は天井から全体を照明で照らすことが多いですが、
ここの照明のほとんどが座った時の目線より下部分のみ照らしています。

こういった違いが日本の住宅のインテリアとの違いを
出しているのだろうなあ…と改めて感じます。

客室もすこし見学させていただくことができました。
白馬はスキーのリゾート地として海外からの滞在者が多く、
この時期は海外の方の宿泊者がほとんどだそうです。

シーズンは埋まっているようですが、
オフシーズンは比較的予約が取りやすいようですので
またオフシーズンに泊まってみたいと思います。

house of finnjuhl hakuba
〒399-9301
長野県北安曇郡白馬村北城


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ならまち歩き

中村好文さんの独演会(@奈良国立博物館)の前に、
ならまちを少し歩きました。

普段京都の町家を見ているので、
ならまちの町家との違いが見えてきます。



土壁の左官の仕上げ。
京都の町家では壁全体が
同じ仕上になっていることが多いのですが、、
こちらは中央はザラっとした仕上げに、
端の方はコテでおさえたつるっとした仕上がりになっています。
角の部分は丸く模様の様になっており、
ちょっと可愛らしい。。

部材の太さや形式、装飾…
地域によって手に入る材料、受け継がれた職人さんの技の違い…など特性が出ているのだろうな…
とはっきりした理由はわかりませんが
少し違った雰囲気に新鮮さを感じながら歩きました。


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レスタウロの流儀

先日、奈良建築士会主催の
中村好文さん独演会@奈良国立博物館講堂
に行ってきました。


「レスタウロ」とは
直訳するとイタリア語で「修復」という意味ですが、
現地では建築において、
ただ古いものをなおすということではなく、
古いものに新しい価値をつける
という意味合いがあるようです。

中村さんが28歳で初めて
イタリアシエナの市庁舎へ訪れた際、
レンガ造りの古い建物に
FLOSのモダンな照明、新しく鉄骨で掛けられた階段、
真鍮の手摺の新旧の組み合わせの改修に
大変感銘を受けたそうです。
そして自分が建物の改修を考えることにおいても
「レスタウロ」として捉えている、という冒頭から始まり、
今までの改修の事例をご紹介いただきました。

旬なものでいうと最近オープンした
京都ワコールさんの運営する京の温所の
背景も詳しくお聞きすることができました。
京の温所釜座二条

内容は詳しくは書ききれませんが…
改修でしかできない価値というものを深く追及できるよう、
もっと古いものや歴史のあるもの背景を知りたいなぁ…
と感じた日でした。


久々に訪れた奈良。よいリフレッシュになりました^^


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焼杉板

先日、静岡県浜松市に
焼杉板の生産現場へ見学に行ってきました。
焼杉板といえば
杉板を焼いた板材で対候性、耐久性があるということから
昔から外壁材として多く使われてきました。
最近はサイディングなどの外壁材が増え、
求める厚みや長さの焼杉板を
生産している会社も少なく、
納期もかかってしまうことが多いので、
採用が断念される場合も少なくありません。
そういった理由で
焼杉板の外壁の家を見ることは少ないのですが、
たまに見かけると、おお!となります。

味があり、かっこいいです。
生産工程は…


良く乾燥させた杉の板を三枚筒状にし、そこに火を付け焼いていきます。
その間、しっかりと火が回るように
人の手で支えて調整して焼いていきます。
5~10分後、全体に焼きあがったら
開いて水を掛け、出来上がりです。
人の手でむらなく焼き加減を調整することで
質の良い焼杉板ができあがるそうです。

こちらでは質の良い焼杉板をつくるために
全て手作業で、
そして、男性の方が扱える最大のサイズの杉板をあつかっているそう。
圧巻でした。。
こちらを見ると、その希少さと納期にも納得です。
材料の生産過程を知るとその材に愛着が持てるかと思います。
出来るだけ、それをお施主さまにも伝えられるよう、
しっかり見て学んでいきたいと感じました。


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岐阜高山/家具工房めぐり2

前回に引き続き高山に行った際、
キタニという家具メーカーのショールームと
工房に行きました。
キタニといえば、
北欧名作家具の技術と生産ライセンスを受け、
日本国内で工房と職人を持ち
家具を生産をしている会社です。
家具デザイナーであり、建築家でもある
フィン・ユール自らが設計をした自邸があり
そちらの見学をしてきました。

デンマークに実際にあるフィンユール邸を
模したもので、ほぼオリジナルでつくられています。


フィン・ユールのデザインの特徴は何と言っても、
可愛らしい角の丸み!

角に丸みなどの細工をつけるということは、
もうひと手間、手を加えるということで、
これはデザインだけでなく、
つくる方の技術もとても優れたものなのです。
この頃の職人さんはみなが腕を振るい、技術を見せつけあったそうです。
これは手間を省き、大量生産、効率とスピードを求める今の時代では、とても難しいことで、
この時代だからこそ生まれた名作なのです。
その魅力にすっかり浸り、
気づいたらほぼ1日すごしていました。。
キタニのオリジナル家具もその技術を持っている為、
とても曲線的で魅力的です。
また脚を運ぶことがあれば
ぜひ行っていただきたい場所です。

株式会社キタニ


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岐阜高山/家具工房めぐり1

この夏、お盆休みを利用して
岐阜高山まで行ってきました。
岐阜県飛騨高山は木工産業が盛んな地域で
その技術や伝統が多く残る
家具工房が多くあることで有名です。
一般道へ入ると建物や看板のいたるところに
木工の文字が…市の産業なんだなあと感じました。
オークヴィレッジさん

家具だけでなく、建築設計を自社でもされています。
家具工房、倉庫、事務所、ショールームが
一箇所の場所にありました。
パネル展示や木工の仕上げや継ぎ手の展示…

ショールームはただ家具を並べるというものではなく、
今からでも生活ができてしまいそうな展示。
このショールームも築20年たっているそうですが、
古さを感じない味の出た心地の良い建物でした。
オークヴィレッジさんは家具のほかにも
こども用の玩具をたくさん取り扱っています。
個人的にはこども用の玩具がとてもおすすめです(^^)
ショールームは大阪にもありますので
気になる方はぜひ足を運んでみてください。
オークヴィレッジ


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忍び返し

防犯対策として屋根の上や塀の上に
よく使われる柵…


忍び返しといいます。
町家でも意匠として使われていることが多く、
町家の場合はお隣とつながる軒の部分に
扇形の忍び返しが使われることが多く、目にしたこことが
ある方も多いはず…。
以前旅行で訪れた
アルハンブラ宮殿で有名なスペインのグラナダ

グラナダのアルバイシン地区は
細く迷路のような坂道に白い建物が綺麗な町並みです。
こちらにも忍び返しのような機能のものがありました。

日本のものほど強固なものではなさそうですが、
なんとも可愛らしい…!
瓶の破片で作られています。
この地区は青く絵付けされた陶器やタイルが有名で、
建物の外壁や表札に多く飾られています。
そうした遊び心からのこの忍び返しかもしれませんね♩

改修現場での忍び返しの検討していた際に
思い出したので紹介させていただきました。


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宮脇壇ドローイング展

神戸のまりづくり会館での
宮脇壇(みやわきまゆみ)のドローイング展に行ってきました。

絵が非常にうまかったといわれている宮脇壇さん。
手書きの図面とスケッチ、パースの原画の展覧会でした。
宮脇壇さんの書籍を何冊か読んだことがあったので、
興味があり、見に行くことに^^
宮脇さんは住宅の設計に対しては
とても深く考えられており、
生活と建築をどれだけ近づけて考えられるか、
ということを常に考えられているようでした。

物心ついたころから
行ったところ、見たものは常にスケッチ…
人の生活における観察力と、「手が考える」といわれる画力の背景を少し見れたような気がしました。

今の自分と同じ年齢の時に書かれた図面とパース。
感慨深いです。。
畏れ多いのですが、
もっと頑張らなければ、と思いました。


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信楽

信楽にあるNOTAshopさんに行ってきました。
たぬきの焼き物で有名な信楽。
ローバー元スタッフの長尾さんの先輩にあたる陶器の作家さんだそうで、
信楽に行く機会があったので、
ついでに寄ってきました。

もともと信楽焼の窯工房を
改修されてつくられたギャラリー兼ショップ。
大きなウエンジのテーブルが印象的です。
手をかけすぎない、
作家さんの作風が伝わってくるような空間でした。
ショップをつくる過程も
少しお話を聞かせていただくことができました。
ウエンジのテーブルは大阪の製材所さんへ足を運び、
直接選んだそうです。
つくる過程を伺えることは
貴重なことだなあ、と感じ、
余韻に浸りながら帰りました^^


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人生フルーツ

人生フルーツ という映画を見ました。

あるご夫婦の日常を綴ったドキュメンタリー映画で
全国のミニシアターなどで上映されていました。
登場人物の津端さんご夫婦は
愛知県の高蔵寺ニュータウンに住んでいる老夫婦で、
その丁寧で、楽しい日常風景が描かれています。
私の感想ですが、この話のキモは
このご主人の津端しゅういちさんは
若い頃、日本住宅公団のエースとして
戦後の住宅や宅地の供給を目的とした都市計画をつくった一人で、
話の中ではその当時の映像を見ることができ、
その時の挑戦や葛藤をリアルにみることができるところだと思います。
今当たり前のようにある宅地や団地と、
それらがつくりだした今の日本の住宅のあり方が
否定的に捉えられることも少なくはないのですが、
この背景を見ると
何も知らずに否定はできないな、と感じます。
そして津端さんの人柄にも感銘を受け、、、
見終わった後、少し放心状態でした。
いろんなことを考えさせられる映画です。
ぜひ、おすすめです。


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