ローバー都市建築事務所の設計物件や、弊社代表の野村正樹が執筆するコラムなど、
雑誌や新聞に掲載されている情報のご紹介をいたします。
1705(宝永2)年に創業したお香の松栄堂(京都市)が11日、同市中心部の烏丸通沿いに、日本の香文化を発信する拠点「薫習(くんじゅう)館」をオープンさせた。午前10時〜午後5時(不定休)で入場無料。
薫習館は同社隣のビルを改装したもので、地上5階建て。1階では、天井からつり下がるボックスに頭を入れると、いろんな香りが楽しめる仕掛けがある。白檀をはじめ貴重な原料も展示しており、香の歴史や製造法が学べる。2階はお茶やお香の席が体験できる大広間などを備えた。5階ホールは講演会やイベントに活用する。
畑正高社長は「仏教伝来とともに、大陸から伝わった日本の香文化を伝えるテーマパークを目指している。デジタル化された情報が全盛の時代に、五感を使って生の香りにぜひ出会ってほしい」と話す。