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お隣の法人会員さん

株式会社ローバー都市建築事務所

　昔から、家は3度建て替えてようやく満足できるものが完成するというが、できれば新築、リフォームも一度で満足したい。一般的に家を建てるならハウスメーカーや工務店に依頼するケースが多いが、まず「設計事務所（建築士）に相談する」という方法もある。敷居が高いと思われがちな設計事務所だが、京都西陣にオフィスを構えるローバー都市建築事務所は、顧客の相談に直接応じ、住む人の目線に立った設計・監理に取り込むことで高い評価を得ている。一般住宅の新築・リフォームはもちろん、マンション、宿泊施設、店舗、商業施設、医療・教育施設、そして町家再生・古民家再生など、京都を中心に全国からの依頼に応じている。

　「私たちは設計を通じて人が常に幸せに過ごせる空間づくりを意識しています。完成した住宅や店舗、ビルなどがお客様に、また地域社会にとっても心地いい場所になることが一番の喜びです。そのためには対話を重視し、こんな家にしたいという思いやこだわりに寄り添い、工務店や建設会社、必要であれば税理士や弁護士などのネットワークを生かしながら、お客様が豊かな暮らしを続けられる建築を常に心がけています」と話すのは、代表取締役の野村正樹氏だ。

　家は一生の中で一番高い買い物となる。満足できる家づくりのポイントは、「家に自分を合わせるのではなく、住む人に合わせた家を意識すること」だという。個々のライフスタイルや年齢、身長など細かいことまで考慮した家は、便利で居心地の良い空間を生み出す。意外とこの発想は家づくりでは盲点になるようだ。そんな専門家としてのアドバイスや設計事例などを季刊誌やサイトなどでこまめに情報発信しており、ローバー都市建築事務所の視点は、いつも客の幸せな暮らしづくりにダイレクトに向けられている。