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味の手帖 8月号

代表取締役 野村正樹が執筆した、「麩屋柳緑」の商品の記事が掲載されました。

味の手帖 8月号 味の手帖 8月号

これをあげたい![173]

「麩屋柳緑」 濃厚むらちゃスイーツ 文=野村正樹

 日本茶800年の歴史を支える、南山城村の茶。南山城村は、京都府の最南端に位置する府唯一の村で、薫り高い宇治茶、煎茶の銘産地です。

 2015年に日本遺産第1号「日本茶800年の歴史散歩」のひとつとして登録され、美しい里山には一面の茶畑が広がり、丁寧な茶づくりを続けています。日本国内では、京都産のお茶の約3割を生産する一大産地であり、単一農園、単一茶種のブレンドされていない上質な春摘みの茶葉は、京都府茶品評会に煎茶部門で20年連続1位を受賞し、日本茶800年の歴史と共に歩んできました。

 そんな、南山城村の茶を、ふんだんに使用した”濃厚むらちゃスイーツ”を気軽に愉しめるお店が麩屋町六角上ルにある「麩屋柳緑」。

 昭和初期の京町家を、再生したモダンなデザインの店内では、南山城村のお茶を使ったオリジナル商品や現地でしか購入できなかった道の駅[お茶の京都 みなみやましろ村]の人気商品が販売されています。「むらちゃプリン」をはじめとするオリジナルの抹茶スイーツやドリンク、茶葉をはじめ、さまざまな商品が取りそろえられています。

 「むらちゃプリン=抹茶=」は、かわいい瓶詰めのパッケージの中に、低温でじっくり蒸し焼きにした濃厚抹茶プリンがぎっしりと詰められ、抹茶の豊かな味わいと香りが口のなかいっぱいに広がる逸品。姉妹商品の「むらちゃプリン=ほうじ茶=」は昔づくりの砂煎りほうじ茶でつくった優しい美味しさとなっていて、是非 セットでご賞味頂くことをお薦めします。

 どらやきの「むらちゃどら」も手土産として人気の商品。「むらちゃどら=抹茶=」は、ボリュームたっぷりの濃厚抹茶あん。「むらちゃどら=ほうじ茶=」は生地にもほうじ茶を練り込んだ芳醇なあじわいが魅力的。ともに、他では味わったことのない豊かな風味が特徴的です。

 また、店内に設置されている白いカウンターは、今回特別に生産者に頼み南山城村の茶葉を取り寄せ樹脂に混ぜ込んだ「茶葉カウンター」です。隠れたアイデアも店内に工夫されています。

 『麩屋柳緑』の2階には、二子玉川のフレンチレストラン[Naturam]の杉浦和哉シェフが監修するカフェが併設されています。京町家の力強い梁が印象的な店内では、抹茶のおくみどりのテリーヌと美山ミルクを合わせた”RYU-RYOKU”や、ほうじ茶の温和な風味と柑橘の酸味が重なる”KA-HO-RI”の定番2種など、南山城村のお茶の魅力を表現した皿盛りデザートが楽しめます。抹茶の濃厚な風味や味わいのグラデーションをひと皿の中で気軽に愉しめます。

 茶葉からお茶を楽しむ 日本茶の奥行きを知る そして新しいを生み出す“ 場 “となる 「麩屋柳緑」。偉大な先人たちが育んできた「お茶の京都」の歴史の中で、少しでもお茶を愛する方々に知っていただきたいスポットです。

●麩屋柳緑
〒604-8075 京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町439
電話075・201・7862
営業時間=11:00~18:00
定休日=水曜日(祝日の場合は翌日)
全席禁煙・完全個室無・P無
https://ryu-ryoku.kyoto/

NPO法人和の学校
日本の文化とその奥底に流れる思いやり、感謝の心、豊かな知恵などを見直し、継承していくことを目的として設立されたNPO法人。生きることを実感する取組みを、季節に沿って体感する『あそび塾』や、日本文化の本質な意味や先人の想いを学ぶ『こころ塾』を中心に活動している。
www.wanogakkou.com

野村正樹
一級建築士・建築家
(株)ローバー都市建築事務所 代表取締役
NPO法人和の学校会員
1970年京都市生まれ。京町家の再生から、モダン和風建築まで幅広く建築設計を手がける。京都の伝統的な建築と現代風の建築を融合させる手法を特徴に京都景観賞(平成24、26、27、30年度)、第37回ディスプレイ産業賞等を受賞。 近作には『松栄堂 京都本店・銀座店』『大垣書店 堀川新文化ビルヂング店』『鮨 楽味』等。