京都新聞 2013年08月30日号


京都新聞 2013年08月30日号

「本屋」変わる空間
京地盤の大手 活字離れ食い止めへ

「ゆったり読書・・・カフェ併設」
29日にリニューアルオープンしたブックパル五条店のカフェスペース(京都市西京区)

  京都市を地盤とする書店大手が、新しいタイプの本屋を増やしている。大垣書店(北区)はカフェを併設した店舗、ふたば書房(下京区)は雑貨の品ぞろえが豊富な店舗を展開する。活字離れやインターネットの普及などで本の販売が伸び悩む中、実店舗の魅力を高めて生き残りを図る。  29日にリニューアルオープンした「大垣書店ブックパル五条店」(西京区)。約130平方メートルのカフェにはテラス席を含め約70席が並ぶ。本棚には雑誌や新聞、席には話題書も置かれ、ゆったりと読書や会話を楽しめる。購入または持参した本は持ち込み可能で、WiFi(公衆無線LANサービス)も近く整備する。
 大垣書店は昨年から、直営カフェを併設した店舗「大垣書店&cafe」を強化。五条店で3店舗目になり、今後、新店と既存店で順次増やす。大垣守弘社長は「気軽に立ち寄り、活字を楽しんでもらえる身近な空間にして本好きを増やしたい」とする。

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