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日経アーキテクチュア 2010年7月26日号


【 日経アーキテクチュア 2010年7月26日号 】



自ら編集した“新聞”を発行 受注獲得や発注者との交流促進に

日経アーキテクチュア 2010年7月26日号

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手づくりのニュースレターを配布して受注につなげたり、PDFで施工現場の様子を伝えて発注者との密なコミュニケーションを図る設計事務所がある。

ニュースレターで受注が3割増

ローバー都市建築事務所(京都市)は、アドビシステムズの「Illustrator」を使って作成したニュースレター「ローバー通信」の配布を、4年前の2006年11月から始めている。08年からは、地元の京都商工会議所が、会員に配布する冊子に折り込んでもらっている。その数、約1万2000枚だ。

このニュースレターを配布し始めてから、売上高が年間で約2400万円増えた。これは年間総売上高約8000万円の3割に当たる。
特に効果が大きいのは、プロファイルの顔写真だ。

「名刺を渡しても顔を忘れられることが多いが、ニュースレターを読んだ人は、顔も名前も覚えてくれる。住宅の設計から、店舗やオフィスの内装まで、幅広い仕事の受注につながっている。決裁権のある経営者の手元に届き、目にしてもらう効果は大きい」
野村氏は「ローバー通信効果」について、こう説明する。


ローバー都市建築事務所は年に2回、ニュースレターの「ローバー都市通信」を発行する。プリンター印刷はインク代と手間がかかるため、インターネット上で見つけた低価格の印刷会社にオフセット印刷を依頼する。「Illustratorのファイルを電子メールで送付し、1万8000枚を8万5000円で印刷。6000枚はメール便で送付している」
(同事務所の野村正樹代表)