M邸京町家改修工事」カテゴリーアーカイブ

ロープ専門店

M邸京町家改修工事

こども部屋のロープを探しに
三条会商店街にあるロープ専門店
沢井ロープさんに伺いました。

屋号の通り、
数百超える種類のロープを扱っておられます。


ロープとひとつにいってもつくられる素材は
麻、アクリル、ポリエステルなど…適材適所で様々…
今回はブランコに使うためのロープですので、
アスレチックなどに
使われる伸びない素材のロープをご提案いただきました。

輪っかの処理は手編みで細工していただきました。
とても頑丈…

とてもマニアックなお店…
少しロープにも興味が湧いてきました。。。
良心的な価格で
メートル単位で購入することができます。

興味があるかたは是非行ってみてください。


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M邸京町家改修工事/組子

M邸京町家改修工事
家具工事でリビングに
壁付けのTVボードを製作しました。

2m70㎝巾の大きなTVボード。
大きくて存在感がありますが、軽やかに見せるために
壁からの持ち出しで浮いているような形状にしました。

真ん中部分には組子細工をさりげなく…
組子は建具や欄間に使われることが多く、
その大きさ分とても高価なものになってしまい、
なかなか採用できずなのですが、
今回は家具の一部にさりげなく。
このサイズだと費用も抑えられ、
あくまでもリビングの中の一家具として、
主張しすぎないものにできたかと思います。


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M邸京町家改修工事

M邸京町家改修工事
以前ブログでご紹介しました
2階に出てきた大きなごろんぼ梁。

この場所はこども部屋になりました。
梁を見せて明るいシンプルな部屋に。

こども部屋に梁といえば…

そう、ハンモッグ!
大きな梁なので、大きく揺れてもしっかりと支えてくれます。
お子さんもハンモッグを楽しげに見せてくださいました^^
うらやましい…。


今はお子さんがまだ小さいので一つのお部屋、
将来的には真ん中で2つに分けられるようにしています。
お子さんの成長に合わせて
これからどのように使われていくのか、楽しみです。


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M邸京町家改修工事

M邸京町家改修工事

大工さんのこまかなお仕事。

木と木との継目を凹凸にして接合する部分の加工を
継手(つぎて)と仕口(しぐち)と言います。

改修時には元々あった部材をとった部分に
その継手や仕口部分が見えてくる部分がいくつかあります。

今回もその跡が多く出てきました。
その跡を残すこともあるのですが、
今回はこの部分に大工さんに
埋め木をしていただきました。
一つ一つ微調整をしながら加工し、
埋めて、ペーパーで表面を平らにする。
その後その上から塗装。


大黒柱
元々鴨居が取付けられていた部分。
左が埋め木部分、右が塗装後です。

 


梁の下端部分
もとは欄間が入っていた溝が残っていました。
左が埋め木前、右が埋め木+塗装後。

目を凝らしてみてやっとわかるくらいです。
大工さんの技に感動です。


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M邸京町家改修工事/玄関土間工事

M邸京町家改修工事
土間の工事の様子です。

改修前は
屋内の通り土間を抜けて屋外へ出ると
メインの玄関がありました。(下写真改修前)

土間の老朽化に加えて
敷居の石などがあり段差がおおきかった為、
その段差を解消できるようやり替えました。


敷石には柱が載っており、取り除くことは難しいので、
敷石と床の段差をできるだけなくすため、
全体の土間のかさ上げをしました。


仕上げは寺院等の意匠でよくみられる四半敷貼り。
スタートの位置と割りの配置を決めて、施工。

上品な仕上がりになりました。


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M邸京町家改修工事/竣工写真撮影

M邸京町家改修工事
前日カメラマンによる竣工写真の撮影でした。

中のインテリアは奥さまによるもの。
家具のセレクトや小物などとてもセンスがよくまとめられていて
こちらもうきうきしながら撮影を見守ります。




夕景
格子から漏れる光が綺麗で
工事中も帰り際、いつも見とれていました。

前回の投稿からいきなり完成まで飛んでしまいましたが、
写真もそろいましたので、次回から時間をさかのぼりながら
before afterでわかりやすくご紹介できればと思います。


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M邸京町家改修工事/内部造作

M邸京町家改修工事

内部の造作の様子。
1階は主に既存の形をできるだけ残しましたが、
2階は洋室(こども部屋)と寝室。
大壁にし、できるだけ使いやすさを優先させた計画です。

寝室

洋室

洋室の窓際には…

これから大きくなるおこさまの為に
うんていをつけました。
できるだけお部屋に馴染むように
木製のもので製作。

大変よろこんでいただけました(^^)


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M邸京町家改修工事/桔木(はねぎ)

M邸京町家改修工事

2階小屋組の両サイドに
斜めに入る下に垂れた桔木(はねぎ)が見られました。

これは長く突き出る屋根の庇の重みを
てこの原理で支える為の材だそうで、
寺院等の構造に使われたものだそうです。


画像:清水建設HPより

桔木(はねぎ)の先には穴が開いており、
ここに石などをぶら下げて天秤をはかるようです。
昔の大工さんの知恵はすごい…

桔木(はねぎ)を切ってしまうと
屋根の重みを支えきれなくなってしまう可能性があるため、
残したまま、その分天井を下げて
施工させていただくことになりました。

天井を下げるということには抵抗がありましたが、
そのことに対してご理解いただきましたお施主様には
大変感謝です。


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準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)

M邸京町家改修工事

火袋(ひぶくろ)部分には
立派な木組みが残っていました。
このような京町家の通り庭上部の木組み全体を
準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)といって
それぞれの部材にも名称がついています。

写真左の
上から下に伸びている太い丸太は、牛曳き梁(うしびきばり)
横方向に伸びている一番太い材は、側繋(かわつなぎ)
その他のやや細めの材は貫(ぬき)
といいます。
京町家にはたくさんの名称があるようで、
私自身、必死に覚えながらの現場でした。

これらの材はもちろん構造的な意味も少しありますが、
ない京町家もあります。
なくても構造は成り立つもので、
どちらかというと
昔の大工さんが腕を振るって魅せる作品のようなものだそうです。

改修ではこの立派な小屋組みを残し、
1階と2階をつなぐ部分としました。

改修前の土壁の雰囲気も良い雰囲気でしたが、
薄暗い印象があったので、
壁と天井を白色にし、光の反射率を高め、
明るい火袋となりました。

出来るだけ、この火袋の形状を崩さないよう、
潜り抜けるように掛けた階段については
また後日ご紹介させていただきます。


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M邸改修工事/おくどさん、火袋

M邸改修工事
おくどさん、火袋部分です。
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解体前、水廻りとして床が貼られていたところを解体しました。
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建てられた当時にあったおくどさん(台所)や、井戸、
土間の跡が出てきました。
こちらは一旦全てガスの配管、電気の配線を撤去。
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その後、土間を打ち、新たな配管を仕込み、
新たなキッチンになる予定です。
3世代のキッチンの移り変わり。
その時代の生活スタイルで形は
かわっていくのだなあと、とても感慨深いです。


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