カテゴリー
- (仮称)アビステ京都ホテル新築計画
- (仮称)祇園イタリアン内装工事
- (仮称)西荻窪のいえ
- (仮称)豊中市柴原町サービス付き高齢者向け住宅
- (仮称)銀座七丁目ビルテナント計画
- ㈱大同様社屋エントランスリニューアル工事
- ㈱大同様社屋外装リニューアル工事
- A様町家改修工事
- Derbe京都店 内装工事
- H様二世帯住宅計画
- I様cafe 改装計画
- KH様社家 改修工事
- KIRAKARACHO四条店リニューアル工事
- K様マンション新築工事
- K様町家改修計画
- K様邸 町家改修工事
- K様酒店改修計画
- murmur coffee kyoto
- M様和食店 改装計画
- M邸京町家改修工事
- Nest at the trees hotelプロジェクト
- Nest st NISHIKI ホテル新築工事
- Niseko Trees Project
- NISHIYAMARYOKAN客室改修計画
- N様 新築計画
- N様町家改修計画
- ORIWAオリーブオイルショップ
- O様邸 新築計画
- O様邸新築計画
- O社社屋 新築工事
- S様邸改装工事
- s町家ゲストハウス
- T様邸 店舗住宅
- Y 様邸応接室
- YDギャラリー
- Y様ビル新築計画
- Y様邸 町家改修工事
- Y様邸マンション改修工事
- あや歯科医院改修計画
- ビストロヴェルジュ様改装工事
- ひなや五条計画
- ヘッズ様事務所ビル計画
- ミートショップ エニナル内装工事
- 上京区NM町家
- 上京区北町の家
- 中京堺町 ゲストハウス改修工事
- 中国成都プロジェクト
- 京都二条城北ホテル
- 伏見H様邸新築工事
- 伏見H様邸町家改装工事
- 体験教室 蔵改修計画
- 公益社宇治家族葬 新築工事
- 北山NHOUSE新築工事
- 和と北欧モダンの家
- 和歌山H様邸新築工事
- 大津の家
- 宇治泉園銘茶本舗 改修計画
- 嵯峨の住宅
- 御所南の家
- 御所南みらいクリニック 新築工事
- 御所西の家
- 未分類
- 東山七条マンション新築工事
- 東山区蛭子町旅館
- 東山松原マンション新築工事
- 東本願寺某ホテル工事
- 株式会社青葉様ゲストハウス内装コーディネート
- 梅が丘の家
- 池端町の家
- 浄福寺の町家
- 清水スタンド新築計画
- 清水四丁目 改修工事
- 烏丸鞍馬口J様撮影スタジオ
- 特別養護老人ホーム「きぶね」新築工事
- 王寺町の古民家
- 琵琶湖畔の住宅
- 田中極楽堂様ゲストハウス改修計画
- 甲子園の家
- 石塀小路 かみくら
- 祇園南宿泊施設 新築工事
- 祇園楽味/空 改装工事
- 祇園鮨店計画
- 福知山「まちのば」新装計画
- 箕面の住宅
- 絹つる 改装工事
- 西の京の長屋 改修計画
- 西京極K様邸倉庫新築工事
- 陶芸家のギャラリー兼工房
- 青葉荘千本中立売ゲストハウス工事
- 鞍馬門前の家 改装工事
- 飫肥のまちなみ再生
- 香老舗松栄堂様 本店改修工事
- 香老舗松栄堂様 薫習館プロジェクト
バックナンバー
- 2021年1月 (8)
- 2020年12月 (1)
- 2020年11月 (4)
- 2020年9月 (3)
- 2020年8月 (4)
- 2020年7月 (1)
- 2020年6月 (3)
- 2020年5月 (2)
- 2020年4月 (3)
- 2020年3月 (3)
- 2020年2月 (5)
- 2020年1月 (4)
- 2019年12月 (1)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (3)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (4)
- 2019年5月 (2)
- 2019年4月 (4)
- 2019年3月 (3)
- 2019年2月 (8)
- 2019年1月 (12)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (6)
- 2018年9月 (17)
- 2018年8月 (13)
- 2018年7月 (13)
- 2018年6月 (3)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (11)
- 2018年3月 (7)
- 2018年2月 (13)
- 2018年1月 (17)
- 2017年12月 (11)
- 2017年11月 (16)
- 2017年10月 (12)
- 2017年9月 (15)
- 2017年8月 (7)
- 2017年7月 (13)
- 2017年6月 (19)
- 2017年5月 (17)
- 2017年4月 (12)
- 2017年3月 (19)
- 2017年2月 (15)
- 2017年1月 (18)
- 2016年12月 (29)
- 2016年11月 (26)
- 2016年10月 (29)
- 2016年9月 (30)
- 2016年8月 (32)
- 2016年7月 (42)
- 2016年6月 (18)
- 2016年5月 (27)
- 2016年4月 (43)
- 2016年3月 (24)
- 2016年2月 (38)
- 2016年1月 (22)
- 2015年12月 (28)
- 2015年11月 (18)
- 2015年10月 (5)
- 2015年9月 (14)
- 2015年8月 (23)
- 2015年7月 (17)
- 2015年6月 (19)
- 2015年5月 (18)
- 2015年4月 (28)
- 2015年3月 (38)
- 2015年2月 (41)
- 2015年1月 (30)
- 2014年12月 (17)
- 2014年11月 (34)
- 2014年10月 (32)
- 2014年9月 (29)
- 2014年8月 (18)
- 2014年7月 (21)
- 2014年6月 (37)
- 2014年5月 (17)
- 2014年4月 (1)
-
最近の投稿
Link
Search
Count per Day
- 30098総閲覧数:
「M邸京町家改修工事」カテゴリーアーカイブ
ロープ専門店
M邸京町家改修工事
こども部屋のロープを探しに
三条会商店街にあるロープ専門店
沢井ロープさんに伺いました。
屋号の通り、
数百超える種類のロープを扱っておられます。
ロープとひとつにいってもつくられる素材は
麻、アクリル、ポリエステルなど…適材適所で様々…
今回はブランコに使うためのロープですので、
アスレチックなどに
使われる伸びない素材のロープをご提案いただきました。
輪っかの処理は手編みで細工していただきました。
とても頑丈…
とてもマニアックなお店…
少しロープにも興味が湧いてきました。。。
良心的な価格で
メートル単位で購入することができます。
興味があるかたは是非行ってみてください。
M邸京町家改修工事/組子
M邸京町家改修工事
家具工事でリビングに
壁付けのTVボードを製作しました。
2m70㎝巾の大きなTVボード。
大きくて存在感がありますが、軽やかに見せるために
壁からの持ち出しで浮いているような形状にしました。
真ん中部分には組子細工をさりげなく…
組子は建具や欄間に使われることが多く、
その大きさ分とても高価なものになってしまい、
なかなか採用できずなのですが、
今回は家具の一部にさりげなく。
このサイズだと費用も抑えられ、
あくまでもリビングの中の一家具として、
主張しすぎないものにできたかと思います。
M邸京町家改修工事
M邸京町家改修工事
M邸京町家改修工事
大工さんのこまかなお仕事。
木と木との継目を凹凸にして接合する部分の加工を
継手(つぎて)と仕口(しぐち)と言います。
改修時には元々あった部材をとった部分に
その継手や仕口部分が見えてくる部分がいくつかあります。
今回もその跡が多く出てきました。
その跡を残すこともあるのですが、
今回はこの部分に大工さんに
埋め木をしていただきました。
一つ一つ微調整をしながら加工し、
埋めて、ペーパーで表面を平らにする。
その後その上から塗装。
大黒柱
元々鴨居が取付けられていた部分。
左が埋め木部分、右が塗装後です。
梁の下端部分
もとは欄間が入っていた溝が残っていました。
左が埋め木前、右が埋め木+塗装後。
目を凝らしてみてやっとわかるくらいです。
大工さんの技に感動です。
M邸京町家改修工事/玄関土間工事
M邸京町家改修工事/竣工写真撮影
M邸京町家改修工事/内部造作
M邸京町家改修工事/桔木(はねぎ)
M邸京町家改修工事
2階小屋組の両サイドに
斜めに入る下に垂れた桔木(はねぎ)が見られました。
これは長く突き出る屋根の庇の重みを
てこの原理で支える為の材だそうで、
寺院等の構造に使われたものだそうです。
画像:清水建設HPより
桔木(はねぎ)の先には穴が開いており、
ここに石などをぶら下げて天秤をはかるようです。
昔の大工さんの知恵はすごい…
桔木(はねぎ)を切ってしまうと
屋根の重みを支えきれなくなってしまう可能性があるため、
残したまま、その分天井を下げて
施工させていただくことになりました。
天井を下げるということには抵抗がありましたが、
そのことに対してご理解いただきましたお施主様には
大変感謝です。
準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)
M邸京町家改修工事
火袋(ひぶくろ)部分には
立派な木組みが残っていました。
このような京町家の通り庭上部の木組み全体を
準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)といって
それぞれの部材にも名称がついています。
写真左の
上から下に伸びている太い丸太は、牛曳き梁(うしびきばり)
横方向に伸びている一番太い材は、側繋(かわつなぎ)
その他のやや細めの材は貫(ぬき)
といいます。
京町家にはたくさんの名称があるようで、
私自身、必死に覚えながらの現場でした。
これらの材はもちろん構造的な意味も少しありますが、
ない京町家もあります。
なくても構造は成り立つもので、
どちらかというと
昔の大工さんが腕を振るって魅せる作品のようなものだそうです。
改修ではこの立派な小屋組みを残し、
1階と2階をつなぐ部分としました。
改修前の土壁の雰囲気も良い雰囲気でしたが、
薄暗い印象があったので、
壁と天井を白色にし、光の反射率を高め、
明るい火袋となりました。
出来るだけ、この火袋の形状を崩さないよう、
潜り抜けるように掛けた階段については
また後日ご紹介させていただきます。