KH様社家 改修工事」カテゴリーアーカイブ

KH様邸 キッチン設置/石工事

KH様邸、着々と現場は進んでおります。
キッチンが据えつけられました。
お客様とキッチン床に貼る予定のフローリングサンプルを持って大阪のショールームへ行き、床色とのバランスを考えながら決めた扉材の色。バッチリ合っています。
(写真の床には保護シートが貼ってあります。ダークブラウンです。)

リビング壁の一面には大谷石を一部貼りました。
帝国ホテルなどを設計したフランク・ロイド・ライトが好んで多用した柔らかい石で、時とともに風合いがでてきます。柱や梁は既存なのですが、それらの古い材ともとても馴染んでいます。これからの経年変化が楽しみです。


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KH様邸 左官工事

KH様邸、いよいよ内部の左官工事に入ってきました。
基本的に改修前の左官色から大きく変えることなく、ベーシックな黄土色の聚楽塗に
仕上げてもらっています。

自然光と左官の陰影、本当に美しいです。
(現場毎に左官美しさについて記してる気がしますが)

以前は障子が入っていないアルミサッシの和室だったので、
木製建具への交換と新しい障子が入って、さらに和室の良さが際立ちました。

毎週こちらの現場打ち合わせに行くと、良い建物の持つ佇まいに癒されて現場を後にします。


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欄干のデザイン

4月に着工しましたKH様邸の改修工事、丁寧に進められています。
この建物は地域だけでなく建物と塀そのものが伝統的建造物に指定されています。
指定されていると基本的に意匠を変えることはできませんが、京都市との協議を何度も重ね、より街並みに配慮した修景と、近隣の建物に類似の意匠が使用されているとのことで、変更の許可がおりました。お施主様の希望で2階窓下部に欄干を付けるとなってから、どんなデザインにするか、どんなデザインをお施主様が好まれるか…古い街並みを歩くときはいつも欄干にばかり目がいってました(笑)京都には本当に様々な欄干があります。色々見てきた中でこれと思ったデザインを棟梁に伝え、そこに棟梁の技術と知識、センスが加わって、繊細で風景にも馴染む素敵な欄干ができました。
こちらのイメージ以上の仕上がりで答えてくださる職人さんの力、感謝感謝です。
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KH様社家 階段架け替え

改修工事では階段を架け替えることがよくあります。
特に京都では押入れ一間に満たないスペースで2階に上がるハシゴのような
階段の建物はよく目にします。
KH様邸は元々がそこまで急勾配な階段ではありませんでしたが、
ゲストの方が2階にスムーズに上がれるよう、更に階段を緩やかにしました。
断面の写真のbefore afterです。並べるとその違いがよく分かります。
実際に登ってみると、かなり改善され上がりやすくなりました。
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職人さんの道具達

現場が何軒か進んでおります。
定期的に現場打ち合わせに行きますが、職人さんの道具に見入ってしまう時がよくあります。左官屋さんの鏝、大工さんの壁面に整理された道具。美しいです。
道具の配置の仕方ひとつにもセンスであったり、その人の創るものが想像できます。
私も事務所のサイドテーブルに山積みになった資料を整理しようと思いつつ、いつも現場を後にするのでした(笑)
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KH様邸 内部解体工事/構造補強工事

上賀茂KH様邸、着々と工事が進んでおります。
こちら少し前の5月の現場写真です。内部解体工事がほぼ終わり、見えていなかった
構造の状態があらわれてきました。改修工事はここからが本番です。着工前に見えない部分は想定の上の設計図面を進めていますが、想定と違った部分は設計方法を変える必要があります。
KH様邸は大きな設計変更の必要はなく、構造部材の傷み具合も想定内で安心しました。IMG_4442
壁が撤去され、階段の勾配がよくわかります。勾配が急なので、可能な範囲で緩やかな階段に架け替えます。
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柱は受ける荷重や梁の架かり方によって抜けない柱、抜ける柱があります。上の写真は部屋を少し広げたいために一本柱を抜きましたが、梁補強により抜いた柱にかかる荷重が両サイドの柱に流れるよう、金物等により補強します。広げる距離によっては添柱を新設したりすることもあります。
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築年数が古いと蟻害(シロアリ)にあっている柱も少なくありません。
KH様邸はこの1本だけがかなり上部まで食い尽くされていてました。
柱を入れ替えることで解決できます。
改修で行える構造補強には改修範囲等により限界がある事も多いですが、
少しでも現状の状態よりも強くする。弱くはしないことを心がけています。


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解体工事

KH様社家改修工事が4月からスタートしています。
まずは解体工事から。
ほぼそのまま残す和室部分は、左官屋さんが丁寧に聚楽の表面をそぎ落としていき、新たな聚楽を塗り直します。
IMG_4215大きくプランの変わるその他部分は、床壁天井をほぼ現し、傷んでる箇所は材を入れ替えたり、添柱を入れたりして建物が弱くならないように補強していきます。めくってみると色々と想定していなかったことが出てくることもありますが、熟練した棟梁と共に検討し進めていく作業はとても楽しく、勉強になります。
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お庭の木々が芽吹き、とても気持ちのよい現場打ち合わせでした。


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上賀茂社家 改修計画

新しいプロジェクトがスタートしています。
上賀茂神社にほど近いに位置するKH様邸改修計画です。
KH様邸は「社家」といい、神社の神職に就く方々が住まれていた住宅のひとつです。
すぐ近くを流れる明神川の水を庭園内に引き込んでいたり、独特な形態をのこした住宅です。

IMG_3429このあたりに並ぶ社家は京都市により「上賀茂伝統的建造物群保存地区」に指定され、修景保存を図るため、改修するには多くの役所との協議が必要です。協議は色々大変ですが、これも京都の伝統を守るためには必要なことですね。
約3ヶ月の協議を経て、いよいよ春には着工です。
この住宅群に位置する「西村家庭園」は春から秋にかけては一般の方に公開されており、新緑、紅葉がとても美しく、おすすめです。

IMG_1078 IMG_1074玄関横の呼び鈴。趣があります。もちろん残します!IMG_2458


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