投稿者「nakamura」のアーカイブ

KH様社家 造園工事

KH様邸、建物の工事は完了し、残るは造園工事のみです。
北の池のある前庭は現状の趣をあまり変えることなく整え、
南の洗濯干し場等として利用されていた庭は自然な雑木の庭にしようとの
計画で、いつもお世話になっている細見造園さんが頑張ってくださっています。

既存のグレーの排水管が露出されていた部分には竹を巻いてくださったり、
細かい配慮があたたかいです。
この大きな灯篭は、もともと北の池の近くにあったものですが、存在感がありすぎたので南の庭にもっていくことに。ただ南にもってきてもしっくりこなかったので
最終的には西の通路横で落ち着きました。これだけ大きい灯篭を運搬するのには手間も時間もかかりますが、最善を尽くそうという姿勢がありがたいです。

完成までもう少しです。


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清水四丁目 改修工事 木板塗装サンプル

昨年秋に竣工しました清水スタンドのすぐ近くに、新しい改修工事がスタートしています。
長屋の半分を改修し1階にはラーメン店が入り、春にオープン予定です。

町家でありながら内観・外観とも「和」よりも「洋」寄りにとのご意向で、
町家に馴染むシンプルモダンをテーマに設計を進めています。

美観地区に位置することから、例によって外壁の色、屋根等はある程度京都市の規制の中で決まってきますが、内部は自由です。
店内の一部壁に貼る板材は、古材風に塗装したものをランダムに貼ることに。
材料業者さんに着色サンプルを作ってもらい、更に修正を加え、イメージに近い配色にもっていきます。さぁ、どんな風に仕上がるか。ドキドキですが楽しみです。


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KH様邸 水廻り設備

KH様邸、工事終盤です。
水廻り工事がほぼ完成しました。
1階にはゆったりとした浴室。
バスタブは檜風呂にするかどうか、お施主様と悩みましたが、
メンテナンス性を優先して、白の樹脂製のものに決めました。
その代わりに天井には水に強いヒバの羽目板を貼り、壁・床は落ち着いた色調の
タイルを貼ることで、優しい和の浴室になったかと思います。
タイルの角になる部分は大理石を用い角に丸みをつけて、入浴時に危なくないように施工していただきました。

2階には2室の洋室それぞれにバスルーム(シャワールーム)が併設されています。
日本ではシャワールームが定着してないこともあってか、美しいシャワールームの商品があまりありません。今回はPanasonicでホテル・マンション向きに開発されている
「i-X INTEGRAL」シリーズのシャワールームを採用しました。

「i-X INTEGRAL」は、日本人的な美意識である「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」をテーマに光とともに陰をデザインし、「光と陰影を表現する壁」で新しい空間を演出したというシリーズだそうです。パネルや照明も品があり、檜の床と漆喰の壁からなる洗面化粧室の中に自然に溶け込みました。


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KH様邸 キッチン設置/石工事

KH様邸、着々と現場は進んでおります。
キッチンが据えつけられました。
お客様とキッチン床に貼る予定のフローリングサンプルを持って大阪のショールームへ行き、床色とのバランスを考えながら決めた扉材の色。バッチリ合っています。
(写真の床には保護シートが貼ってあります。ダークブラウンです。)

リビング壁の一面には大谷石を一部貼りました。
帝国ホテルなどを設計したフランク・ロイド・ライトが好んで多用した柔らかい石で、時とともに風合いがでてきます。柱や梁は既存なのですが、それらの古い材ともとても馴染んでいます。これからの経年変化が楽しみです。


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清水スタンド 仕上塗装工事

清水スタンド新築工事、大詰めです。
厳しい工程の中で施工店さんには本当に頑張っていただいています。

今回の清水スタンドは全体に明るい色調であまり色は加えず、シンプルに仕上げるイメージです。
使われているの木材の素地の色が年月と共に経年変化でアメ色に変わっていき、
お店に深みが増すことを期待し、あえて着色はしていません。

と、いいながら木材は樹種によって当然色味が異なります。
今回も米杉、ラワン、ナラ、ピーラー、ホワイトアッシュ…部位により使用する木材は様々です。赤味の強いもの、黄味の強いものと、かなりバラバラ。

そのあたりを調整するために、一部の樹種には本当に若干の色味をつけて違和感が出ないようにバランスをとっています。現場にて塗装屋さんとああでもないこうでもないと言いながら色を決めるのは、毎回とても楽しい作業です。

階段壁面のピーラー羽目板は手垢がつかないようにクリア塗装のみ。真鍮製のブラケット照明も月日とともに味わいが出てきます。色の変化が楽しみです。


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KH様邸 左官工事

KH様邸、いよいよ内部の左官工事に入ってきました。
基本的に改修前の左官色から大きく変えることなく、ベーシックな黄土色の聚楽塗に
仕上げてもらっています。

自然光と左官の陰影、本当に美しいです。
(現場毎に左官美しさについて記してる気がしますが)

以前は障子が入っていないアルミサッシの和室だったので、
木製建具への交換と新しい障子が入って、さらに和室の良さが際立ちました。

毎週こちらの現場打ち合わせに行くと、良い建物の持つ佇まいに癒されて現場を後にします。


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清水スタンド 外装工事

11月末のオープンに向けて、工事のほうは着々と進んでいます。
外部の足場が外れました。東山の八坂の塔近くに建つこの地域は、京都市の条例により
景観的な規制が色々あります。軒庇をつけること、屋根は瓦葺きで勾配屋根にすることなど、それらを満たすとかなりファサードデザインは決まってきます。

その中で地域に溶け込むようにガラス面を多用したデザインを京都市に認可をいただき、
開放的な店構えにすることができました。道行く人が気軽に入ってくれる雰囲気がつくれたのではないかと思います。

サッシにはアイアン塗装をしてみました。
普通の焼付の黒とは違い、深みが出ます。


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清水スタンド/SE工法

躯体が立ち上がりました。
今回は6mに満たない狭い間口に対して大開口のガラス面にしたかったため、
構造はSE工法を採用しました。
通常の木造は建物の角部分には最低でも70cm程度の壁を両サイドに設けないと
構造的に安定しませんが、この工法にすることで、30cm程度まで壁を狭くし、ガラス面の幅を広くすることができます。
IMG_5938 IMG_5950 IMG_5951 そのかわりに認定された金物、梁等はかなり重厚です。構造用合板に打ち付ける釘の種類/ピッチも決められていて、合板自体にプリントされてあります。
今回は崖条例に準じ、基礎も高基礎で計画されているので、構造的にはかなり重厚。
設計者としては安心感があります。IMG_6092 IMG_6096


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欄干のデザイン

4月に着工しましたKH様邸の改修工事、丁寧に進められています。
この建物は地域だけでなく建物と塀そのものが伝統的建造物に指定されています。
指定されていると基本的に意匠を変えることはできませんが、京都市との協議を何度も重ね、より街並みに配慮した修景と、近隣の建物に類似の意匠が使用されているとのことで、変更の許可がおりました。お施主様の希望で2階窓下部に欄干を付けるとなってから、どんなデザインにするか、どんなデザインをお施主様が好まれるか…古い街並みを歩くときはいつも欄干にばかり目がいってました(笑)京都には本当に様々な欄干があります。色々見てきた中でこれと思ったデザインを棟梁に伝え、そこに棟梁の技術と知識、センスが加わって、繊細で風景にも馴染む素敵な欄干ができました。
こちらのイメージ以上の仕上がりで答えてくださる職人さんの力、感謝感謝です。
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清水スタンド 配筋検査

基礎工事が始まりました。
今回の敷地は、奥のお隣の敷地が2mほど高低差があるため、京都市の崖条例の規則に則り基礎を高くしています。通常の基礎は30cm程度の立ち上がりですが、今回は奥の基礎高は約1m30cm。給排水の立ち上がりも基礎と同時に打ち込むため、開口部分は鉄筋を増し補強します。IMG_5773IMG_5784


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