KH様邸 キッチン設置/石工事

KH様邸、着々と現場は進んでおります。
キッチンが据えつけられました。
お客様とキッチン床に貼る予定のフローリングサンプルを持って大阪のショールームへ行き、床色とのバランスを考えながら決めた扉材の色。バッチリ合っています。
(写真の床には保護シートが貼ってあります。ダークブラウンです。)

リビング壁の一面には大谷石を一部貼りました。
帝国ホテルなどを設計したフランク・ロイド・ライトが好んで多用した柔らかい石で、時とともに風合いがでてきます。柱や梁は既存なのですが、それらの古い材ともとても馴染んでいます。これからの経年変化が楽しみです。


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M邸京町家改修工事/内部造作

M邸京町家改修工事

内部の造作の様子。
1階は主に既存の形をできるだけ残しましたが、
2階は洋室(こども部屋)と寝室。
大壁にし、できるだけ使いやすさを優先させた計画です。

寝室

洋室

洋室の窓際には…

これから大きくなるおこさまの為に
うんていをつけました。
できるだけお部屋に馴染むように
木製のもので製作。

大変よろこんでいただけました(^^)


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M邸京町家改修工事/桔木(はねぎ)

M邸京町家改修工事

2階小屋組の両サイドに
斜めに入る下に垂れた桔木(はねぎ)が見られました。

これは長く突き出る屋根の庇の重みを
てこの原理で支える為の材だそうで、
寺院等の構造に使われたものだそうです。


画像:清水建設HPより

桔木(はねぎ)の先には穴が開いており、
ここに石などをぶら下げて天秤をはかるようです。
昔の大工さんの知恵はすごい…

桔木(はねぎ)を切ってしまうと
屋根の重みを支えきれなくなってしまう可能性があるため、
残したまま、その分天井を下げて
施工させていただくことになりました。

天井を下げるということには抵抗がありましたが、
そのことに対してご理解いただきましたお施主様には
大変感謝です。


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梅が丘の家/軒天(のきてん)

梅が丘の家

軒裏は外部にも強い樹種、米松で仕上げてもらっています。

写真右のグレーの網は通気口です。
屋根面と天井の断熱材との間に
湿気がたまらないように空気の通り道をつくっています。

通常は既製品のものを使うことが多いのですが、
今回は大工さんの手作り。

こだわってつくってくださいました。


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梅が丘の家/天井断熱

梅が丘の家

天井に断熱材が吹かれました。
断熱材には
発砲吹付ウレタン断熱材アイシネンを
採用させていただきました。

現場で吹き付けて、
吹き付けた瞬間に断熱材が膨らむので、
人の手では難しい隙間まで
断熱材を埋めることができます。

施工前
(シートは屋根と断熱材の間の空気層を確保するためのスペーサーです)

施工後

梁の厚み分、しっかり吹き付けられました。


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準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)

M邸京町家改修工事

火袋(ひぶくろ)部分には
立派な木組みが残っていました。
このような京町家の通り庭上部の木組み全体を
準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)といって
それぞれの部材にも名称がついています。

写真左の
上から下に伸びている太い丸太は、牛曳き梁(うしびきばり)
横方向に伸びている一番太い材は、側繋(かわつなぎ)
その他のやや細めの材は貫(ぬき)
といいます。
京町家にはたくさんの名称があるようで、
私自身、必死に覚えながらの現場でした。

これらの材はもちろん構造的な意味も少しありますが、
ない京町家もあります。
なくても構造は成り立つもので、
どちらかというと
昔の大工さんが腕を振るって魅せる作品のようなものだそうです。

改修ではこの立派な小屋組みを残し、
1階と2階をつなぐ部分としました。

改修前の土壁の雰囲気も良い雰囲気でしたが、
薄暗い印象があったので、
壁と天井を白色にし、光の反射率を高め、
明るい火袋となりました。

出来るだけ、この火袋の形状を崩さないよう、
潜り抜けるように掛けた階段については
また後日ご紹介させていただきます。


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清水スタンド 仕上塗装工事

清水スタンド新築工事、大詰めです。
厳しい工程の中で施工店さんには本当に頑張っていただいています。

今回の清水スタンドは全体に明るい色調であまり色は加えず、シンプルに仕上げるイメージです。
使われているの木材の素地の色が年月と共に経年変化でアメ色に変わっていき、
お店に深みが増すことを期待し、あえて着色はしていません。

と、いいながら木材は樹種によって当然色味が異なります。
今回も米杉、ラワン、ナラ、ピーラー、ホワイトアッシュ…部位により使用する木材は様々です。赤味の強いもの、黄味の強いものと、かなりバラバラ。

そのあたりを調整するために、一部の樹種には本当に若干の色味をつけて違和感が出ないようにバランスをとっています。現場にて塗装屋さんとああでもないこうでもないと言いながら色を決めるのは、毎回とても楽しい作業です。

階段壁面のピーラー羽目板は手垢がつかないようにクリア塗装のみ。真鍮製のブラケット照明も月日とともに味わいが出てきます。色の変化が楽しみです。


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祇園鮨店計画/仕上げ工事1

現場ではいよいよ仕上げ工事に取り掛かり始めています。

2階ではサッシにガラスが入りました。

かなり圧巻の大きさです。

ここから桜並木が見られるのですが、

夜に営業のため、照明がなるべく反射しないよう

ガラスには低反射フィルムを両面貼りしてあります。

雨樋も新たに銅製のものに変更しました。

また紹介しますが、今回入口の扉が蔵の扉を再利用したもので、

その仕上げが銅板のため、それに関連させてチラホラと銅を使用しております。


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KH様邸 左官工事

KH様邸、いよいよ内部の左官工事に入ってきました。
基本的に改修前の左官色から大きく変えることなく、ベーシックな黄土色の聚楽塗に
仕上げてもらっています。

自然光と左官の陰影、本当に美しいです。
(現場毎に左官美しさについて記してる気がしますが)

以前は障子が入っていないアルミサッシの和室だったので、
木製建具への交換と新しい障子が入って、さらに和室の良さが際立ちました。

毎週こちらの現場打ち合わせに行くと、良い建物の持つ佇まいに癒されて現場を後にします。


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竣工

無事竣工致しました。

小さな物件でしたが、施主様の骨董品が映える個性的な設計にできたかと思います。

ロビー

客室1

客室2

無事現場を終えることができました。
ご依頼頂いた施主様、現場を工事してくださった皆様ありがとうございました。


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