小山の家新築工事は完了間近なんですが、遅ればせながらあげていきます。
もともと建っていた和風の建物と垣/門扉(下の写真)の景観がとてもよかったため、当初は改修も検討しましたが、
どうしても車椅子に対応することが難しく、新築することになりました。ただこの景観を少しでも継承したく垣(石垣・竹垣・生垣)は活かす方向で計画しています。

敷地は賀茂川沿いにあり、堤防上の並木道を挟むため川の水面は見えませんが、北東側に豊かな緑が広がり、2階レベルでは植物園の方まで視線が抜けていく気持ちの良い場所です。特に並木道は葵祭のルートでもあり、住まいから行列を眺められることを望まれていました。
そのため計画に当たっては一階に個室や水回りをまとめ、二階をLDKとしています。川沿いということで風致地区の中でも鴨川特別修景地域にあたり、角地で多角形な敷地形状であることもあって、プランにはかなり時間がかかりましたが、道路にあわせて雁行させた3つのボリュームを配置し、両側のそれに耐力壁を固め、延焼ラインをカットさせることで、LDKとなる中央のボリュームには並木道を眺められる大開口を設けています。
玄関はあえて東側の奥の方へ配置することで垣や庭、並木の景色を楽しみがらスロープでアプローチできるようにし、玄関内や各個室からも同様の景色を楽しめるように考慮しています。



















































