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草津千紀園様 本店 新築工事

2024年8月9日  未分類  

皆さんこんにちは!
ローバーの高橋です。

毎日暑い日が続きますね💦
何もしてなくても日差しを浴びるだけで疲れが溜まってしまって
涼しい電車やバスの車内に入るとすぐにzzz...
西日を浴びると枯れていってしまう観葉植物の気持ちが少しわかる気がします。

さてさて、そんな暑い中ですが木造2階建ての新築工事が着工しており、
業者さんには本当に頑張って頂いていて頭が下がる思いです。

地盤改良の様子です。
今回は鋼管杭を48本埋設して地盤改良を行いました。

鱗雲と鋼管杭回転圧入杭工法専用機(名前を聞きそびれましたがおそらくこの類かとw)

基礎の配筋です。
スラブ高さが2種類あるので①スラブの低いところ②スラブの高いところ③立上り部の3回に分けてコンクリートを打設していきます。写真は①の打設が終わったところ。

基礎梁部分の配筋。D10、D13、D16の3種類。
Dは異形鉄筋、数値は鉄筋径を意味しています。

お盆前を挟みますが8月末の建て方(土台の据付から柱、梁、棟上げまでの作業のこと)に向けてコンクリート打設が進んでいきます!

長野県古民家改装計画 仕上工事

2024年6月12日  2024, 長野県 古民家再生工事  

長野県古民家改装計画は仕上げ工事に突入しています。

玄関土間と浴室には藤森鉄平石さんによって鉄平石が施工されていました。

一枚一枚表情が異なり、よぉ~く見ると植物の化石があったりして面白いです。

浴槽から眺められる坪庭の完成が楽しみです。

縁側の床はやとい実加工をしていただき貼りなおしました。

当初は置床で(指を突っ込めるよう端っこに穴があいています)床材の隙間がたくさんあり床鳴りもすごかったため、下地からやりなおし、一部他のところから床材を持ってきて足すことで、雰囲気を壊すことなく綺麗に納めていただけました。

一部床鳴りが残っている箇所がありましたが、まったく鳴かなくなるのも寂しいもんで(笑)そのまま残してもらっています。

階段は、雰囲気は良かったのですが、急勾配で幅も狭く手摺もなかったため、

木曽アルテック社さんに長野の楢材で新しくつくっていただきました。

釿(ちょうな)ではつった踏板は目で見ても良いですが、昇り降りする際の踏み心地が最高です。

キッチンは解体時にでた材料や、地域の蔵で使用されていた古材でリビルディングセンターさんに製作していただきました。

アクセントになっている手掛けは、以前この家で使用されていた桜の断ち板(蕎麦を切ったりするのに使用していた板)で、刃物の跡が残っていて良い表情をしています。

床下地で使用されていたであろう番号の跡なんかも色々と想像ができて楽しいです。

長野県古民家改装計画 下地工事

2024年3月26日  2024, 長野県 古民家再生工事  

長野県古民家改装計画の工事は順調に進んでおり、下地工事に入っていました。

1階は床のたわみをなおすために大引きから組みなおし、

2階は床の水平をとるために荒床の上に根太をいれています。

ほとんどが大和天井や真壁であるため、工事前は露出配線が縦横無尽にはっている状況でしたが、

1階の床下と2階の根太スペースを利用しつつ、

PSでそれらを繋ぐことで極力配線が見えてこないように計画しています。

現場定例の後、玄関土間や浴室まわりに使用する鉄平石の納まりを打合せするため、

藤森鉄平石さんの会社へ向かい、鉄平石の説明とともに採石場も案内してもらいました。

設計段階から色々と相談にのっていただいていましたが、やっとこさ会えたという感じです。

冬場は採石場での作業を早めに切り上げているそうですが、なるほど、、、寒い!!この日はマイナス5℃!!

砕石場は想像していたよりも広く、画像だと分かりづらいですが、遠近感がおかしくなる感じです。

手前にはシートで囲われた小屋のような持ち場がいくつかあり、

そこへ割り出された大きな石が運ばれてきて、職人さんが規格の大きさへとさらに割っていきます。

ちなみに大きな鉄平石は側面にいくつも層が見えるのですが、その層に沿って割れてしまうため、

一つの層の厚みでしか使えないそうです。

職人さんが方形のサイズにするのを見せてくれましたが、

こちらが「おお~」「すごっ」とか言っている間にどんどん小さくなっていき、

あまりにも手際よく割られていくため、ついつい簡単な作業に思えてしまうほどでした。

30cm角ほどの一枚をつくるのにこんなに大きな石から割っていく必要があるとは驚きましたが、

残った一枚一枚の石の表情がより愛おしく感じられるようになりましたし、玄関や浴室の仕上がりも楽しみです。

貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

SE社 事務所改修工事

2024年3月14日  未分類  

皆さんこんにちは!
ローバーの高橋です。

まだまだ寒い日が続いていますが
そろそろ春を感じられそうな、そんな期待感もありつつの3月中旬を迎えました。

今回は事務所改修工事の様子をご紹介します。
工期は1ヶ月で、S造3階建ての3階部分を改修し、敷地内の別棟にある事務所からお引越しをされます。

フロアの間仕切り壁を撤去し床はOAフロアに。
壁天井に断熱材を施工、窓にインプラス(内窓)を計画し断熱性を高め事務所として整えていきます。

解体後、壁に断熱材(スタイロ)を施工しています。

天井はロックウール吸音板、壁はプラスターボードが貼り終わりクロス貼り待ち。
大工さんがインプラスを取付けるための窓枠をカットされています。

既存のサッシはブラウン色ですが、お施主様とのお打合せでインプラスは白色にすることで決定。
仕上がりが楽しみです。

竣工時の写真です。
間仕切のパーティションはブラックに。
腰までのパネルは前に機器を置いても裏を隠せる高さに。

インプラス面と壁天井の白色にパーティションの黒がアクセントで効いています。

デスクの位置に合わせてコンセント位置を決めるため、
一部電気工事のみ残す形となりますがお引き渡し完了。

3月下旬のお引越しに向けてお忙しい年度末になられそうです。

長野県古民家改装計画

2024年1月11日  2024, 長野県 古民家再生工事  

ご縁があって弊社にお声がけいただいた長野県の古民家改装計画。

工務店さんも知り合いの方にご紹介いただきなんとか無地に着工しました。

南北に細長い(というより雄大な)敷地は、中央に本棟造りの母屋があり、その南北に庭や蔵の景色が広がります。

なななんと築250年を超えるという立派な建物に関われる機会をいただき感謝しかありませんが、

すでに魅力的な建物の良さをさらに引き出せるよう控えめに、かつ大胆に頑張ります!

解体が進み、床をめくっていったところ、各部屋から炬燵石が見つかりました。1カ所だけ配管ルートとかぶるため撤去する必要がありましたが、重いうえに底が丸く不安定で、運び出すのも一苦労。せっかくですのでどこかで使えないかと思案中です。昔の人はどうやって運んだのでしょう?残りの炬燵石は次の世代へ託すことになりました。

囲炉裏の上部や居間の一部天井は小屋組みをあらわしにする予定で解体しましたが、燻された部材と以前改修された際のトントン葺きが合わさり、おもしろい空間になっていました。それぞれ2階からも覗ける計画ですので出来上がりが楽しみです。

2階の部屋からの景色は抜群なんですが、近づくと鉄平石で葺かれた下屋の屋根が苔むしていて、庭の緑と相まって特別な場所になっています。足を投げ出してぼ~っと座りたくなりますが、今は寒い!春が待ち遠しいです。

N様邸改装計画 -仕上げ-

2023年12月24日  2023  

皆さんこんにちは!
ローバーの高橋です。

12月に入ってからというもの、時間が経つのが早いこと早いこと。
やっていることはいつもと変わらないはずなのに
どうしてこんなにも体感時間が違うんでしょうね。
It’s 年の瀬マジックです。

さてさて、N様邸改装計画ですが、
引渡し間近ということもあり現場は大詰めの段階です。

リビングダイニング。
お施主様こだわりの大きなペニンシュラ型のキッチンが良い感じです。

キッチンからリビングを見ています。
既存の梁材はこれから塗装をしていきます。

小屋裏空間をお子様部屋に。
ポイントで既存の柱を塗装無しで残しました。

外構も詰めの段階です。
既存の塀を吹付塗装で仕上げていきます。

お施主様と弊社の検査、手直し工事を経てお引き渡しへ。
無事のお引越しに向けて現場の皆さんとあともう少し頑張ります!

FW様はなれ新築工事 ~仕上げ~

2023年10月27日  2023, 日吉町FW様はなれ新築工事  

FW様はなれ新築工事は仕上げ工事に入っています。

屋根と正面を除く3方の外壁はガルバリウム鋼板で仕上げる計画ですが、

外壁の縦ハゼの仕上がりを1度折りとするか2度折りとするか設計段階では決めきれず、

板金業者さんにお願いして現場でサンプル交えて打合せしてもらうことになりました。

建築関係でない方には???だと思いますので、わかりやすい写真から載せておきますね。

こちらは工事後に残った端材で今後のために作っていただいたサンプルです。

こういうのはほんとニヤニヤがとまりませんね(笑)

ではでは、本題に入りますが、

職人さんが実際に端材を使って折るところまで見せてくれました。

以前は写真のように挟みこむ道具で少しずつ折っていたそうなのですが(以降、手折りとしておきます)、

最近導入された道具(これがすごい!)によってス~っとより綺麗に折れるようになったそうです。

裏側にはいくつもローラーが付いており、この間を重なった板金が通ることで折れてしまうというスグレモノ!

(こちらはローラー折りとします)

ただ、手折りでは力加減がしやすく一度で折れるところを、ローラー折りでは少しずつ締めながら何度か通す必要があるそうです。ローラーが入れられるように設計上の注意点もあります。 

それでも手折りではどうしても歪みや傷が出てしまうところを、

ス~っと綺麗にラインが通せるそうで、見ていて「おぉ~!」と一人歓声をあげていました。

さて、問題の1度折りとするか2度折りとするかですが、

サンプルをつくっていただいたおかげで雰囲気がよくわかりました。

今回は一枚の板金の幅が広いことから、2度折りまでするとシャープすぎる気がしたので、

1度折りに決定!表と裏で見た目が変わるのも1度折りの面白いところですね。

ちなみに、2度折りの場合は厚みも増える分、ローラーでも多少は歪みがでる可能性はあるようです。

木の外壁と相まって良い雰囲気になりました。

N様邸改装計画 -解体-

2023年10月25日  未分類  

みなさんこんにちは!
ローバーの高橋です。

ここ数ヶ月、chocoZAP(チョコザップ)に通い始めた一方で、
LUUP(ループ)の電動自転車を通勤に使うようになり、
鍛えたいのか楽したいのか...こじれにこじれた秋を過ごしています。

さてさて、
仕事の方はと言いますと、新しい現場がスタートしています。
住宅の改装計画が解体工事中。

いくつかの部屋に分かれていた間取りをLDK空間に変えるために
柱をいくつか撤去+梁の補強をしていきます。

天井裏スペースを現して高天井のリビング空間に取込む計画です。

小屋裏より寝室となるを見ています。天井を作るまでの工事期間中だけの景色です。

このタイミングの難しいところは、
解体してみて既存図と違う箇所が出てきたり設備関係で想定外の事が起こりがちなところです。
お客様、現場とも打合せを重ねながら良い対応策を考えていきたいと思います。

ではまた次回。

FW様はなれ新築工事 ~上棟~

2023年9月4日  2023, 日吉町FW様はなれ新築工事  

FW様はなれ新築工事が上棟しました。

雨が心配でしたが、屋根もルーフィングまで張り終え、とりあえず一安心です。

(なんだか屋根から餅まきしたくなる佇まいですね)

正面の壁は耐力面材の裏面ですが、木の色味との相性が良くてこんな壁も良いですね。

ちなみに耐力面材は火に強く、透湿性も高く、コストは控えめというバランスのとれたEXハイパーを使用しています。

透湿防水シートはデュポンのタイベックです。とてもしっかりしていて安心感がありますね。

22年よりハウスラップがなくなり、シルバーが標準となっていますが、

遮熱性がプラスされ、冬は暖房の熱放射を防ぐという優れものです。

FW様はなれ新築工事

2023年7月26日  2023, 日吉町FW様はなれ新築工事  

FW様はなれの工事が始まりました。

緑豊かな南丹市の中で、住宅街として整備されたところに敷地はありますが、

広い庭や畑のある家や別荘が多く、とてもゆったりした雰囲気の場所です。

基本的に皆さん車で移動されているようで、歩行者をほとんど見かけることがないためか

多くの家が塀で囲わずオープンな庭となっており、よりそのように感じる気がします。

現場では基礎配筋検査を終え、無事に基礎ができました。

今回一つ勉強になったことがあるのですが、

無事に工事が始まり一安心していた矢先、工務店さんから電話が・・・

どうやら仮設トイレを設置するのに上下水を使用するための申請を進めていたところ、

敷地内に下水の引込があっても使用するには負担金を払う必要があり、なんと750,000円もかかると。

0が一個多くないかと二度聞きまでしましたが、

敷地が都市計画区域外であったため、特環(特定環境保全公共下水道)にあたり、それだけ必要になると。。。

下水道の処理対象人口が少ないため高額になるのかと思いますが、

市の水道課とFWさんで相談いただき、今回は離れということでお隣の住まいへ下水をまとめるという裏技?で事なきを得ました。FWさん調整ありがとうございます!