本日は「糸魚川市駅北大火復興住宅」の視察に来ています。

2016年12月に発生した「糸魚川市大規模火災」。
市街地における.いわゆる"裸木造"建築密集地ということもあり、その焼損棟数は147棟にも及びました。
この火災を受け、2019年には建築基準法の改正も行われています。
耐火性を向上させた木造集合住宅の好事例。
周囲の住宅スケールに呼応するように、それぞれの住棟を中庭と複数の共用通路でうまく分割しながら、適度な冗長性と複雑さを持たせた計画。
また、あえて各住戸間の親密度を高めることにより、コミュニティを積極的に高める工夫がなされている部分も興味深い。
これからの復興住宅のあり方について、いろいろと参考になりました。