本日は栃木県 那珂川町にある「那珂川町馬頭広重美術館」に来ています。
歌川広重の代表作 浮世絵「東海道五拾三次之内庄野」の雨の表現をモチーフにした
木製ルーバーが連続する華麗なデザイン。
地元産の八溝杉で屋根と天井を覆うことにより、内部空間に木漏れ日の効果を獲得しています。
光の調子とうつろいにより、建物全体に変化を持たせ、均一でありながら歩く視点で
多彩な表情をみせる美しい美術館。
設計は、隈研吾建築都市設計事務所。
広重芸術と自然美を調和させた、落ち着きのあるたたずまいのなか、
ゆっくりとした休日を過ごしています。