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「くずし料理」で名を馳せた、京の割烹「味匠しし翁」。
そんな、知る人ぞ知る、京の隠れ家的存在であった、
「しし翁」が大徳寺から二条に移転する話が持ち上がったのは、
とある町家再生の依頼からであった。
黒塗りのカウンターと共に、
「しし翁」の新しい物語が幕をあける。
京都全日空ホテルの裏側という絶好のロケーションに、
割烹料理店再生のはなしが持ち上がる。
木造二階建ての典型的な京町家。
早速、味匠と連絡を取り、
改装計画に着手する事となった。
以前の大徳寺店からのなじみの客をいかに引き継いでゆくのか?
そこで我々は、記憶の継承として、
黒塗りのカウンターテーブルに着目し、
空間再生の機軸に据えた。
可能な限り、既存割烹料理店の設備を使用し、
ローコストでありながら上品なしつらえとする事が要求された。
設計1週間 工事2週間という、
異例のスピードで計画は進行し、ここに、
新生「京くずし料理 しし翁」は誕生することとなった。
| 建築場所 |
京都市中京区小川二条 |
| 構造・階数 |
木造地上2階建 |
| 用途 |
店舗(和風割烹) |
| 敷地面積 |
-- |
| 施工面積 |
79.78㎡ (24.14坪) |
| 竣工年 |
平成17年 (2005年) |
| 建物工事費(税別) |
150万円 |
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