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先日、西陣にある一軒の京町家を再生する機会に恵まれた。
幼なじみのクライアントとは、30年以上のおつき合い。
美しい通り庭を持っていたであろう京町家であった。
現代において、
ここでもう一度通り庭のもつ意義を再考してみると、
そこには新しい発見がうまれてくる。
従来の機能の他に、
1階リビングキッチンと2階スペースに趣向を凝らし、
通り庭を介して有機的に連結する。
1階と2階をゆるやかに繋げ、
いわば「こころの通り道」としての機能を、
京町家の通り庭に挿入する。
新しい「こころの通り道」は、
幸せな暮らしや楽しい笑い声がこだまする空間として、
より一層の機能を持つこととなる。
荒廃した町家に、現代の息吹を加え、
次世代へとつなげる。
進化する町家再生のism。
夜の情景も必見の美しい珠玉の町家空間。
変わりゆく現代社会にあっても、
先人の知恵を十分に活かし、
学び取る姿勢が重要であると思うのである。
| 建築場所 |
京都市上京区千本 |
| 構造・階数 |
木造2階建 |
| 用途 |
住宅 |
| 敷地面積 |
-- |
| 施工面積 |
152.8㎡ (47.6坪) |
| 竣工年 |
平成21年 (2009年) |
| 建物工事費(税別) |
1300万円 |
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