毎日新聞 2014年03月07日号


きょうと空間創生術きょうと空間創生術
 

生まれ変わる旧山ノ内浄水場きょうと空間創生術

 京都市右京区山ノ内、天神川御池交差点南西にある「旧山ノ内浄水場跡地」。1966(昭和41)年の完成以来、47年間、京都市内西部地域(右京区・西京区・ 南区の一 部)に安全・安心な水道水を供給し続けてきた「旧山ノ内浄水場」。2013(平成25)年3月にその役割を終え、現在、新しく生まれ変わろうとしている。およそ180メートル四方、約3.3ヘクタールの広大な浄水場跡地では、2015(平成27)年4月の開学を目指して「京都学園大学 京都太秦キャンパス」の建設が着々と進められている。

 写真は、基礎工事中の現場風景。跡地の北側部分には、御池通りに沿うように、地上4階建ての本館と実習棟が建設される予定である。計画延床面積は 約1万6500平方メートルあり、約2000人の学生のための新しい学舎が完成する。跡地の南側部分は、将来の増築予定地として芝生広場や駐車場として整備 され、敷地中央部分は環境に配慮したキャンパスの中庭スペースとして活用される計画となっている。

 「京都学園大学 京都太秦キャンパス」のコンセプトは、「人と人、人と緑のコミュニティ・キャンパス」。現在、亀岡キャンパスで開講中の経済経営学部・人文学部の移転に加えて、看護学科・言語聴覚学科といった医療系の学部・学科の新規開設も予定され、開放感あふれる都市型キャンパスとして、緑豊かな親しみのある空間の構築を行っている。校舎の1階部分には、飲食店や図書館等も計画されており、市民にとっても居心地のいい憩いの空間ができあがる。

 近年増えつつある、大学の都市型キャンパス。ひとつの新しいモデルケースとして来春の開学に期待が高まる。

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