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nina's特別編集版


【 nina's特別編集版 】



『おうち、建てちゃいました。』の表紙に掲載されました!

京都の観光名所「哲学の道」を少し脇に入ったところに完成した花房さん夫婦のおうち。外観は、情緒あふれる京都の町家を生かしつつ、中はガラッと変わってポップ&キュート!もともと京都で、雑貨屋さんを経営していた2人は、お店を併設できることと、3匹の犬と一緒に住めることを条件に、家を建てられる場所をずっと探していたそう。もともと町家文化や古いものが好きだった花房さん夫婦が、予算面も考慮してたどりついたのが、2軒の町家をつなげた形の、この場所だった。路地奥であることと、再建築不可物件だったので、売り出し当初よりも大幅に値段が下がっているのを見て購入を決意。最終的には交渉して半額近くになったそう。

しかし…、「リフォームどころじゃないくらいボロボロだったんです!多少古くても、自分たちで手をかければなんとか住めるかな、と思って見にきたら、予想以上のひどさで…。家の真ん中には竹が生えてましたしね(笑)」
そこで、町家リノベーションに強い設計事務所を探し、『ローバー都市建築事務所』にいきついた。こだわりや希望もあったけれど、最初は、このボロ家をどこまでリフォームできるか教えてもらうことから始まったそう。

平屋だったので、2階建てにはできないということでロフトにしたり、まず設計士さんに提案してもらってから詰めていきました。あとは、とにかく予算がなかったので、できるところは自分たちでやってコストダウン。外壁塗装や内壁、天井のペンキ塗りなどは自分たちでやりました。よく見るとムラがあったり、ヘタくそなんですけど、経験したぶん、補修もまた自分たちでやればいいかなと思います。試行錯誤を重ねながらもようやく完成した居住部分。あたたかみのあるオレンジベースの壁に、レトロな花柄の壁紙のポイント使いがかわいく、アンティークな雰囲気の落ち着いた家具たちとの相性もばっちり!また、家での仕事も多いので、24時間暖房のできる蓄熱暖房機も設置して、古いながらも快適な住まいに大変身した。

「最初のボロ家を見ているぶん、よくここまで新築みたいにしていただけたな、って感動!次は隣の、店舗部分の改修作業ですが、もう予算を使い果たしてしまったので、そっちは全部自分たちでやります(笑)。店舗の方は、古さを生かした内装にする予定です」家作り能力をアップさせたお2人の雑貨屋さんは、近々オープン予定!
明るい壁とレトロ雑貨が好相性あたたかみのあるなごみ空間に
寝室にする予定のロフト部分。壁のペンキは、日本にあまりないキレイな色が揃っている、オーストラリアの『ポーターズペイント』という自然塗料を取り寄せて使用。暖色系にしたかった靖吉さんの希望と壁紙を使いたかった映子さんの希望を合わせて、この内装に決定。

明るい壁とレトロ雑貨が好相性
あたたかみのあるなごみ空間に

外観には町家の趣が残っている。古き良き日本を感じさせる情緒あふれる外観なので、この趣はそのままに、店舗部分の玄関にする予定。この先を進むとすぐに哲学の道に突き当たり、雑貨屋さんとしてもなかなかの好立地。

1. 自分たちのお店で買ったライトはアメリカのもの。花房さん夫婦のお店は、
レトロな雑貨やファイアーキング、アンティークなどを扱っている。

2. 古いミシン台を利用して作ったテーブル。店舗部分と住居部分の間に置いて作業スペースにする予定。

3. 最初はステンレス希望だったキッチンは、予算の都合で木の集成材に。「でも、出来上がったらとても素敵で、むしろ良かった!」と映子さん。ダイニングテーブルを兼ねているので洗い物も楽ちん。