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『 B-ing 』2007年8月号


『 B-ing 』 2007年8月号




もっと会社がみえてくる
「今週の社訓」
に掲載されました!




「 人ありきの設計で町家再生にも取り組む 」

「きれいで格好いい建築も、人が使わなければただのモノ。まず人ありきという考えで、建物づくりをしていきたい。それが、独立する際の、私の拠り所でした」と代表取締役の野村正樹さん。
 ローバー都市建築事務所は、住宅や店舗、オフィスなど、さまざまな建物の設計を手がける。住宅ならそこで暮らす人にあった安らぐ空間に、店舗なら訪れる人に喜びや感動を与える空間に、オフィスなら効率的に仕事ができる空間に―――。社訓は、そこで暮らす人、利用する人の「こころ」を第一に考えた建物を作るという決意の表れだ。スタッフはみな、この社訓を念頭において図面を引く。
 「設立当初から取り組んできた京都の町家再生、古民家再生も、良質な資産である建物と、そこに宿る先人の知恵や心を次の世代に伝えたいという気持ちから。私たちが設計した建物に対して、『温もり』『癒し』『なごみ』といったキーワードを返してくれるお客様が多く、『こころ』の部分に共感してもらっていると感じます。」
 自社で発行する情報誌やHP、さらにセミナーなどでも、「建物」と「人」と「こころ」の関係を考え続けていることを発信。注目を集める町家の再生に加え、積極的な情報発信で、同社の姿勢は広く知られるようになってきている。
 「京都で積み上げた町家再生のノウハウを全国に広めたいですね。3年後には、東京に支店を出せるようにがんばります」

「町家の再生では、そこに住んでいた人の想いも伝わればいいと思って設計しています。また、私たち設計士が、お客様と実際に建物を作る職人をつなぐ役割も果たしたい。そうすれば、みんなの思い入れも強くなる」と松村さん。社訓は、スタッフ一人ひとりの仕事の拠り所となっている。