毎日新聞 2007年03月24日号



町家が介護施設に

「下京 のぞみの郷」

 築90年以上の京町家を改装した高齢者介護施設「松原のぞみの郷」が、下京区松原通堀川西入に完成した。25日まで施設見学会が開かれている。 東九条のぞみの園(南区)などを運営する社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会が開設した。松原京極商店街の中で長年空き家になっていた2階建ての京町家を、ローバー都市建築事務所(上京区)が改装。1階は和室2間、台所と事務所。ギャラリーにもなる。2階は和室など5室。敷地奥にある蔵は、コンサートなども行える多目的スペースに。定員25人で9人が宿泊できる。

  責任者の平林郷子さんは「お年寄りからは、ごろりと横になれる懐かしい感じがいいと好評です。」ローバー都市建築事務所の野村正樹代表は「町家の風情,雰囲気と福祉施設としての機能性の両立に気を遣った」と話した。利用開始は4月始めの予定。見学会は午前9時〜午後5時、問い合わせは東九条のぞみの園(075・662・3961)。

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