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▼ 掲載記事高天井が特徴の "織屋建て" この吹き抜けの広がりが 最大の魅力 北川さん宅
路地の奥 織機の音が聞こえてきそうな 江戸末期の貫禄ある住まい 京都の町家といっても、生業によってスタイルが違います。北川さんが住むこのあたりは、織屋さんが多い西陣。 住まいも、何台もの織機が動く工場と住居が一緒になった"織屋建て"と呼ばれる造りが多く残ります。 北川さんの家も、江戸時代末期から織屋として職住を支えてきた建物。 「高い天井には太い梁があり、明り取りの窓もついていて、ぼーっとできる空間なのが最大の魅力」 とはいえ当初、壁は汚れ、水まわりは傷み、とても暮らせる状態ではありませんでした。 仲間とともに修復し、土間に床を張り、親子3人がやすらげる空間へと再生。 暮らしながら手を加え、子どもの成長に合わせて変えていくことを楽しんでいます。 「数十年たっても、この家のほうが現代の家よりもしっかりしているかも」 どっしりとした造りのそこここに、先人の遺産の大きさを実感します。 北川 文太 (きたがわぶんた・32才) ROVER都市建築事務所 建築デザイナー |