CompanyRe-SpaceStyle-LifeStyle StoreWorksPublishedContact UsClient's commentQ&A
2012/02/25(Sat) 17:56:40

「”歴史的建造物マネージャーシンポジウム”へ」


大谷婦人会館で開催された、歴史的建造物マネージャーのシンポジウムへ

私は、京都市文化財マネージャー(建造物)として、参加いたしました。

日本全国から、歴史的建造物の保存・活用を担う人材が一同に集まり、

多方面から有意義な議論が交わされました。

基調講演は工学院大学教授の、後藤治教授。

「ヘリテージマネージャー活動の社会的意義と役割」というタイトルでのご講演。

文化庁在籍当時に「登録有形文化財」の設立に関わられた経歴もあり、

歴史的建造物の抱える現状と課題、

そして、その活用方法について大変考えさせられる内容でした。

今後の文化財活用の参考にさせていただければと思います!

P1060614-2.jpg


2012/02/25(Sat) 17:56:40 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(36)
2012/02/24(Fri) 17:54:36

「カフェが育む芸術空間」


京都市中京区錦小路室町上ルにある「京都芸術文化センター(元明倫小学校)」。

明治2年(1869)に下京第三番組小学校として開設された、明倫小学校。

昭和6年(1931)に建設された旧校舎を改修・再生して、平成12年(2000)より京都の芸術文化発信の拠点として現在まで使用されている。

館内では、絵画・演劇・ダンスなどの幅広い活動が日々活発に行なわれ、
若きアーティスト達の創作活動・発表の場となっている。

先日、そんな京都芸術文化センター内にある「前田珈琲 明倫店」を訪れた。

以前は、小学校1年生用の教室として使用されていたという、カフェスペースは、
居心地もよく懐かしい気分になる。

聞けば、2000(平成12)年の芸術センター開館以来、
喫茶の持つ本当の良さをこの場所で伝え続けているという。

高い天井を見上げると、丁寧な装飾が施された大きな白い梁が印象的である。

梁の端部を斜めに折り下げ強度を増したスタイルは”垂直ハンチ”と呼ばれ、
昔の建物によく見られる設計手法であるが、それがむしろ目新しい。

また、床材には天然木のナラフローリングが使用され
使い込むほどに味わいのあるしつらえとなっている。

椅子やテーブルに至るまで、和洋折衷様式を意識した、レトロなスタイルでまとめられ、
老若男女を問わず愉しむことのできる安らぎとぬくもりの空間を創出している。

計画当初は、自動販売機スペースとして計画されていた、一年生の教室空間。

文化と芸術がふれあい、新しい歴史が育まれる中で、
一杯の珈琲と、そのスペースが持つ意味性を感じることのできたひとときであった。

(毎日新聞京都版 きょうと空間創生術130)

P1060581-2.jpg


2012/02/24(Fri) 17:54:36 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2012/02/24(Fri) 17:53:41

「少し広くなったバス停留所」


写真は、烏丸今出川の京都市バス停留所。

先日、京都御所の側溝を利用して、バス待合いの為の

ウッドデッキスペースが拡幅整備されました。

ちょっとしたアイデアですが、これで、バスを待つ人と、

歩道を利用する、歩行者・自転車がスムーズに通過できます。

まちづくりのヒントもこういった所にあるのかも知れませんネ。

P1060605-2.jpg


2012/02/24(Fri) 17:53:41 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2012/02/21(Tue) 17:52:20

「元明倫小学校と二宮金次郎像」


錦小路室町上ルにある「京都芸術文化センター」へ。

元明倫小学校の校舎を再利用したセンターの中には、
二宮金次郎(尊徳)の石像が残されています。

孝行・勤勉・学問・自営の象徴として、昔は大切に扱われていました。

よく勉強して、よく働き、親孝行をして、兄弟家族なかよく暮らす。

現在においても、あたりまえの大切な教えを、大事にしたいものです。

帰りは、センター内にある「前田珈琲明倫店」でおいしいコーヒーを頂きました。

レトロな空間が妙に懐かしい、ぬくもりのある空間です。


P1060625-2.jpg

P1060626-2.jpg


2012/02/21(Tue) 17:52:20 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2012/02/19(Sun) 17:50:58

「石塀小路の旅館”龍吟” 構造見学会にお越し頂きありがとうございました!」

本日は京都東山石塀小路にて工事中の、和風旅館”龍吟”の構造見学会でした。

小雪がちらつく中、お運び頂きました大勢のみなさま。

本当にありがとうございました!

おおきな丸太梁が印象的な

下層部分は鉄筋コンクリート造、上層部分は木造で構築したハイブリッド構造の建物です。

耐震ダンパー「コラボパワー」を約70箇所取り付け、

耐震性能の向上をめざした次世代型の建築構造です。

旅館”龍吟”のOPEN予定は平成24年6月。

完成見学会も企画いたしますので、みなさま是非お越し下さいませ!!

P1060580-2.jpg


2012/02/19(Sun) 17:50:58 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(35)
2012/02/11(Sat) 17:49:25

「式年遷宮記念 せんぐう館」

建国記念日である2月11日。

『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日で、以前は紀元節という祝日でした。

日頃の感謝をご報告に、年に一度の伊勢神宮参拝へ行って参りました。

外宮の勾玉池のほとりには、4/7にOPENを迎える「せんぐう館」がその姿をあらわしています。

設計は 栗生明。総工費は25億円です。

水鳥が舞う勾玉池を一望できるガラス張りの建築が印象的。

平成25年に予定されている、20年に一度の式年遷宮。

「せんぐう館」は神宮式年遷宮が伝えてきた精神と技術に触れ、

日本人のこころの継承を伝えていきます。

"1300年間 変わらぬ 祭るすがた 祭りのかたち"

伝統の尊さと、それを伝えることの大切さを感じたひとときでした。

来年の、伊勢神宮参拝が今から楽しみです!!(笑)

P1060463-2.jpg

P1060460-2.jpg


2012/02/11(Sat) 17:49:25 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(69)
2012/02/10(Fri) 17:46:36

「現代住宅と京町家」

先日、京都西陣にある、路地奥の住宅を改装する機会に恵まれた。

昭和50年頃に建設された木造二階建て住宅。

吹付け仕上の外観にアルミサッシが取り付けられた、
当時としてはごく一般的な分譲住宅であったと想像される。

「一文庵」と名付けられたこの住宅は、良く手入れが行き届いており、
住まいに対するクライアントの姿勢が手に取るようにわかる小住宅であった。

今回、住宅を改装するにあたり、クライアントご夫婦は京都らしい風情を醸し出す、
京町家風の外観への改装を希望されていた。

町家再生を数多く手掛けている私たちにとっても、もともと町家であった建物を修復する事は手慣れていたが、今回のように戦後の標準的な住宅を町家に改装することは始めての取り組みであり、当初より多くの工夫をとり入れながらのプロジェクトとなった。

先人の知恵が蓄積された「京町家」と、戦後、効率を優先して建設された「現代住宅」では、
同じ木造住宅でありながら、その考え方や工法は大きく異なっている。

京都の伝統的なエッセンスを現代に如何にとりいれながら、
快適な住宅環境を再構成するか?このことは私たちにとって課せられた一つの命題でもあった。

べんがら格子や木製窓、一文字瓦、漆喰や聚楽といった京町家にとって欠かせない要素を
随所にとりいれながら、町並みに溶け込むよう、落ち着いた外観を計画した。

内部空間においては、ガラス瓦を介して柔らかな自然光を効果的に取り込むことのできる計画とし、
京町家の良さを現代の住宅に投影する仕組みを形成する。

落ちつきのある京都らしい外観は、町並みを美しくする。

昨今の景観政策のありかたを、今一度考えさせられる、意義のある改修事例であった。

(毎日新聞京都版 きょうと空間創生術129)


IMG_1000-2.jpg


2012/02/10(Fri) 17:46:36 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(0)

トップページ

プロフィール

image
野村 正樹

バックナンバー

最近の投稿

Link

Search