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2010/12/17(Fri) 12:50:22

「環境と家計に優しいエコリフォーム」

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今年から新しく導入された「住宅エコポイント制度」。

年末のこの時期、多くの方から住宅リフォームのプロジェクトをご依頼頂いている。

制度が始まった当初は、まだ一般に広く知られていなかったこともあるとは思うが、
日々、寒さが増すにつれて、マイホームの断熱改修・省エネリフォームをお考えの
クライアントが多くなってきたことを実感する。

国土交通省・環境省・経済産業省が一体となって取り組むこの住宅エコポイント制度は、
改修後の断熱性能がある一定の省エネ基準(平成11年基準)を満たせば、
300,000ポイントを上限として、商品券や省エネ・環境配慮型製品等と交換できるシステムとなっている。

このポイントを使用して、新しくテレビや冷蔵庫等の家電製品を購入すれば、
家電エコポイントも更に取得できることとなる。

住宅における断熱技術の進歩はめざましく、10年前までは高価であったペアガラスや、
高機能型断熱材も、現在では手軽に使える状況にまでなりつつある。

写真は、先日、リフォームをさせて頂いた「西京極 KT HOUSE」。

築25年の鉄骨ALC造の建物に断熱リフォームを施したプロジェクト。

冬寒く、夏暑かった過ごしにくい室内空間は、
冷暖房負荷を低減した快適なリビング空間へと生まれ変わった。

来年は更に、太陽光発電・節水型トイレ・高断熱浴槽についても補助が拡充される予定である。

その他に京都市においては、生け垣に対する助成や、外観改修に対する助成等、
様々な補助金制度が準備されている。

いろいろな補助制度や減税制度を利用しながら、環境にも家計にも優しく、
賢いリフォームを心がけていきたいものである。


2010/12/17(Fri) 12:50:22 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2010/12/03(Fri) 13:13:35

「町家ステイにまつわる法整備」

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写真は、前回の「京都空間創生術102」でもご紹介した、
京都市上京区にある京町家ゲストハウス「まくや」。

京町家の通り庭の雰囲気を残しつつも、共同洗面スペースとしての再整備をおこなった。

ゲストハウスとは、ユースホステルのように、主にバックパッカーなどの利用を
想定した宿泊施設のことであり、京都の他にも北海道や沖縄県でも人気のある施設である。

基本的に、キッチンやトイレ、シャワールームなどは共同で使用し、
ドミトリー(相部屋)で宿泊するスタイルが一般的である。

さらに、サロンなどの共同スペースで他の人々と交流や出会いがあることもゲストハウスの大きな特徴であり、そのことが旅の楽しさを増加させ、旅行者には人気の「宿」となっている。

ところで、今回のように京町家をこのような宿泊施設に転用するにあたっては、
ひとつの大きな法律上の制約に直面することになる。

通常、宿泊施設を営業するにあたっては、旅館業法に基づき、
都道府県知事の営業許可を受けなければならない。

ゲストハウスは旅館業法上「簡易宿所」と呼ばれ、各寝室の面積や、
必要な施設についてある一定の基準が定められている。

一方、建築基準法においては、ゲストハウスは「ホテル・旅館」であると解釈されており、
ある一定規模の改装においては、住宅から「ホテル・旅館」への用途を変更するにあたり、
建築確認許可を受けなければならない。

旅館業法上の営業許可を取得するには、その前提条件として建築確認許可を受けなければならず、
このことが、京町家を宿泊施設に改装する際に大きな障壁となっている事実がある。


そもそも、現行の法制度にあっては、このように京町家を宿泊施設に改装することが
想定されておらず、適法とするための解釈・運用・実践は専門家である私にとっても
困難であるといわざるを得ない。

国際観光都市・京都のために一刻も早い法制度の再整備を願いたいものである。


2010/12/03(Fri) 13:13:35 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(54)

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野村 正樹

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