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2010/03/26(Fri) 09:42:06

「火袋空間を快適空間に」

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京都の町家には、「通り庭」という独特の細長い吹抜空間が存在する。町家の表通りの玄関部分から裏庭へと通された土間スペースであり、基本的に建物の南か東に配される。京町家に暮らす人々は、この土間スペースで炊事を行い、おくどさん(かまど)に木をくべながら日々の暮らしを営んでいたのである。

そんな、通り庭の台所上部の梁や柱が交差する吹抜けのスペースは「火袋」とよばれ、煮炊きものの煙や熱気を外へ逃がすための空間として計画されている。上部には、採光・煙出しのための天窓や高窓が配置され、そこから、柔らかな自然光が差し込む工夫もされている。

戦後、炊飯器やガスコンロの普及に伴って、おくどさんに火をくべることもなくなり、結果、火袋はその役割を担う必要がなくなった。他にも、ステンレス流し台や冷蔵庫・換気扇といった住宅設備も近代化され、人々の生活様式は大きく変化することになる。

写真は、左京区にある町家の改修事例。吹き抜け部分に床を貼り、細長い縦長の火袋空間を巧みに利用した快適な空間として再生させている。天窓からは柔らかな光が差し込み、ソファでくつろぎながら趣味を楽しめるプライベートスペースとしての利用が図られている。

現代において、単なる物置や倉庫として、あまり利用価値のない空間として取り扱われることの多い「火袋」空間。先人たちの智恵をもう一度見つめ直し、新しい空間資源として再活用を図ってみることも必要であると思うのである。


2010/03/26(Fri) 09:42:06 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(35)
2010/03/24(Wed) 22:31:18

「東京恵比寿オフィス 開設準備中です」

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おかげさまで、弊社も来月 創立10周年を迎えます。
本当にみなさまに支えられてここまでさせていただきました。
ありがとうございます。

来月には、東京恵比寿にて新オフィスを立ち上げる予定です。
準備の方も大分 進んで参りました。

京都デザインの魅力を全国に発信できるよう更に頑張って参りますので、
今後ともよろしくお願い致します。


2010/03/24(Wed) 22:31:18 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2010/03/21(Sun) 22:29:39

「鈴鹿 GT300km 観戦へ」

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鈴鹿サーキットで開催された
「2010 AUTOBACS SUPER GT 第1戦「SUZUKA GT 300km」へ。

モータースポーツ観戦は久しぶり!
注目のホンダNSXに代わるニューマシン、HSV-010GTは残念ながら3位に終わりましたが、とてもエキサイティングなレース内容でした。

今回は特別に、「JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430(フェラーリ)」のピットから観戦。
ピットインの臨場感を生で感じることができました!

GT500の優勝は 近藤真彦監督が率いる、 HIS ADVAN KONDO GT-R(日産)。
全9戦で行われる「SUPER GT」の今後の展開が楽しみです。


2010/03/21(Sun) 22:29:39 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2010/03/05(Fri) 19:09:32

「夢を与える能舞台」

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写真は、京都市上京区にある「河村能舞台」。この舞台のある烏丸上立売界隈は、室町幕府の3代将軍足利義満が造った「花の御所」の北端にあたるといわれている。現在の烏丸通・今出川通・上立売通・室町通に囲まれた東西1町(120m)・南北2町(240m)にもおよぶ広大な敷地にあった「花の御所」。足利家の邸宅の他にも、寝殿や鴨川から水を引き四季折々の花木を配置した、美しい庭園が整備されていた。
3代将軍義満が、観阿弥・世阿弥を支援して以来、600年以上も伝え続けられている伝統芸能「能」。現在のように屋内に能舞台が造られるようになったのは、明治維新後のことであり、それ以前は能は屋外で演じられていた。現在の能舞台に屋根があるのはその名残であるといえる。
水に見立てた白州と呼ばれる、白い砂利の上に浮かぶように設置された檜舞台。手前に写る目付柱の他にワキ柱・シテ柱・笛柱の4本の柱で巨大な屋根は支えられている。正面奥の鏡板には「老松」が描かれ、その右側の切り戸口には「若竹」が描かれている。吉祥の象徴でもある「松竹梅」になぞらえられているのであるが、「梅」は演技者である能楽師自身の「華」がその役割を務めているといわれている。
簡潔で必要以上の装飾がなく、幕のない能舞台は能独自の「夢幻」の世界を演出する最高のステージであり、詩・劇・舞・音楽・美術などさまざまな要素が、演者の動きと一体となって観客の感動を呼び起こす。時代を超えて引き継がれ、人々に夢を与える能舞台。人々の夢を叶える装置である、私たちの「建築空間」にも学ぶべきところは多いと思うのである。


2010/03/05(Fri) 19:09:32 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(1)
2010/03/11(Thu) 19:06:47

「西陣ツアーが 京都府観光ブランド推進事業 最優秀賞を受賞しました!!」

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昨年より、企画しております、「ローバー西陣ツアー」。
この度、旅行会社トップツアー様のご協力を得て、京都府観光ブランド推進事業”京都 匠の巡礼”最優秀賞を受賞いたしました!

突然の受賞に、驚いておりますが、新しい西陣の魅力を取り上げて頂いたことは、嬉しく思います。

4月からは京都府・トップツアーさんのキャンペーン協力も頂きながら、より魅力ある京都・西陣紹介ができるようにも頑張って参りたいと思います。
みなさま、今後ともよろしくお願い致します。


2010/03/11(Thu) 19:06:47 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(35)
2010/03/06(Sat) 19:02:56

「GMOインターナショナル」

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ホームページの打合で、渋谷セルリアンタワーにある「GMOインターネット」へ。
ロビーの椅子が、全部イームズと岸和朗だったのでその取り合わせにびっくりしました。

「GMOインターネット」といえば、あの手帳で有名な「熊谷正寿」さんが代表をつとめる、ベンチャー企業。「今日の私があるのは、自分の夢を手帳に書き込み、それをつねに持ち歩き、たえず見返してきたからである」との言葉からも分かるように、目標設定・期限設定の大切さをすべての社員で共有している素敵な企業。
もちろんスタッフ全員が行動手帳の愛用者。そんな私も、愛用者。『夢がかなう手帳』はホントの話かもしれませんね。

下の階には「グーグル本社」がありました。でも「GMO」は「YAHOO」と相性がいいですから正直微妙・・・ 日本ネットの中枢が集中するセルリアンタワーでした。


2010/03/06(Sat) 19:02:56 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(9)
2010/03/04(Thu) 18:59:48

「光栽培の 野菜工場」

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新宿センタービルにある、大成建設本社ロビーへ。
なぜか、人工光源による野菜水栽培システムがディスプレイされていた。
京都では「フェアリーエンジェル」さんの、「てんしの光やさい」が有名ですね。

そういえば、先日、この野菜栽培システムは、建築基準法上 農地か工場かという議論で話題になりました。いつか、光と水で果物もできるようになるんでしょうね。きっと。


2010/03/04(Thu) 18:59:48 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(0)
2010/03/02(Tue) 18:58:45

「チャペルの椅子がやってきた」

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先日のブログでも紹介したとおり、母校の高校のチャペルが取り壊されてしまいました。アーメン。

高校時代の友人の協力もあり、54年間使用されつづけてきた、チャペルの椅子が我が「ローバー」に寄贈されました。思えば毎朝この椅子で、聖書・賛美歌を歌いながら厳かな時間を過ごしたものです。
「狭き門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、 そこからはいって行く者が多い。」(マタイによる福音書7章)
20年経った、今も、よく思い出す一節です。


2010/03/02(Tue) 18:58:45 | コラム | Trackbacks(0) | Comments(36)

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野村 正樹

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